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旅行産業の誕生から今後の展望
梅沢ゼミ 4年
瓶子 美奈子
目次
1.はじめに
2.「旅行業」の定義
3.旅行業の生成と発展(1)(2)
4.旅行産業の現状
5.日本の旅行産業が抱える今後の課題
6.今後の旅行産業の可能性
7.おわりに
8.参考文献
1.はじめに
・私がこのテーマで研究しようと思った動機
は、旅行会社に就職が決まったため、もっ
と旅行産業全体について詳しく知りたいと
思ったため。そこで、旅行産業がどのよう
に始まって、今日を迎えたのか知りたく、そ
して時代の流れに左右されやすいこの産
業が今後どのようになってゆくのか不安に
思ったため研究しようと思った。
2.「旅行業」の定義
・旅行者と旅館・ホテルなどの宿
泊施設、JR・航空会社などの
運輸機関との間にあって、旅
行者に対して、予約・手配など
のサービスを提供してその報
酬を得ている事業者のこと。
3.旅行業の生成と発展(1)
1.旅の起源
・約1万年前に農耕革命が起き、人類が定住して、
非日常としての旅が意味を持ち始めた。
・ 18世紀半ばになると、イギリスの貴族の御曹
司たちの中で、一種の修学旅行としてフランスや
イタリアを周遊する「グランド・ツアー」が普及し始
める。
・近代的な意味での観光が始まったのは19世紀
半ばである。古代中国の王は、領土を巡行して
臣民の風俗を観察し、政治を行ったという。
3.旅行業の生成と発展(2)
2.旅行業の誕生と発展
・現代の世界の三大旅行代理店は、トーマ
ス・クック社とアメリカン・エクスプレス社、
そして日本のJTB(日本交通公社)である。
・その中でも近代的な旅行業の草分けと
なったのは、イギリスのトーマス・クックが
創設したトーマス・クック社である。
4.旅行産業の現状
・世界的に見れば、旅行産業は基幹産業の1
つとして、国家的な戦略産業の1つに位置づ
けられている。それだけ、将来の成長性の余
地がふんだんに残されているからである。
・世界のGDP(国内総生産)の1割を超える売
り上げを生み出している。
5.日本の旅行産業が抱える今後の課題
・現状の観光客の出入国者数のアンバラン
スをどのように解消していくかという問題。
訪日外国人観光客が増えることの意義
・外国人が大勢来ると、経済的な繁栄がも
たらされる。
・よそから来た人が、自分たちの気付かない
ことをいろいろと教えてくれ、それが新しい
産業を生み出すことも考えられる。
6.今後の旅行産業の可能性
1.環境問題への対応
・エコツアー
・エコリゾート
・エコアイランド構想
・グリーンツーリズム
・アドベンチャーツーリズム(冒険旅行)
2.高齢化社会への対応
7.おわりに
・私が今回この研究を終えての感想は、旅行産
業とは大変奥が深いということだ。知っているよう
で知らないことがたくさんあり、研究しながらはっ
と驚かされることが多々あった。旅行とはただの
娯楽のためだけではなく、教育、国際交流、高齢
者の活性化などその他様々な効果があることを
知った。今年の4月から旅行会社で働くわけだが、
私はこの仕事に誇りを持ち、たくさんの人との交
流や、様々事への影響を楽しんでいきたいと
思った。
8.参考文献
・旅行産業の文化経済学 戸崎 肇著
2001年発行 芙蓉書房出版
・よくわかる旅行業界 小島郁夫著
2002年発行 日本実業出版社
・旅行業界 土井 厚著
1978年発行 教育社新書
・http://www.houko.com/00/01/S27/239.HTM