7班(熱帯雨林の現状と対策)

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熱帯雨林の現状と対策
7班
松本蛍都 村辻千絵美
山下裕大 山田怜史 山中望
熱帯雨林破壊の理由
ペルーの熱帯雨林の皆伐
熱帯雨林破壊の理由
 木材や紙生産のために行なわれる商業伐採
中米では放牧による伐採が主因
肉食文化
人口爆発
 熱帯と温帯の生態系の違い(土壌)
 政府の地方分権、監督の不行き届き
熱帯雨林の回復
非常に難しい
理由① 植物の成長が遅い
・植物の呼吸が激しく、成長の源=CO2が
排出されてしまう。
理由② 土壌が貧弱。強い降雨で土壌が流されて
しまう。
破壊の後に
〔例〕 スマトラ島(インドネシア)
絶滅危惧種の哺乳類(スマトラトラ、オランウー
タン…)だけでなく、先住民の伝統的な生活
の消失危機
さらにパルプ産業の発展
生活用水の汚染による皮膚病
ばい煙による大気汚染→呼吸器疾患
熱帯雨林破壊の現状1-インドネシア
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熱帯木材・・・インドネシアの熱帯雨林
政府の認可を得ていない伐採
伐採時の規制や計画の違反→違法伐採
の急激な増加
*森林破壊の大きな原因!!
政府が発表している公式の丸太生産
量・・・1,200万m3
国内の木材消費量・・・6,300万m3!?
→約8割は違法伐採によるもの
日本などで木材が過剰に消費されている
ことが要因のひとつ
インドネシアのテッソ・ニーロ周辺に
は認可を得ていない製材工場が多く、
違法伐採の要因となっている
熱帯雨林破壊の現状2-アマゾン
1970年以前には4,100,000k㎡もあったアマゾ
ンの熱帯雨林
 1年につき10,000k㎡強、ひどい時には30000k
㎡弱も消滅。2005年には
3,403,000km²(82.9%)にまで減少。
→10秒ごとにサッカー場1つ分(約6000㎡)の森林が
消失

現在も続く深刻な問題。
熱帯雨林破壊の弊害2-アマゾン

ここ数年、アマゾンの熱帯林でも乾季に雨が降り、
雨季に雨が降らない日が続く
異 常 気 象
森林による保水効果の減少、土壌流出の加速
 森林焼却の際、空気中に多量の二酸化炭素が放出
される→地球温暖化

森林の過度な伐採は世界的な異常気象
変動を引き起こす
国際熱帯木材機関(ITTO)

熱帯林資源の保全や持続的経営、利用、取引を促
進するための国際機関
↓本部↓
ITTOの概要
 設立年
:1986年
 本部
:パシフィコ横浜
 加盟国数:生産国33ヶ国、消費国27ヶ国の
計60カ国
 規模
:全世界の熱帯林の約80%、熱帯
木材貿易総量の約90%以上をカ
バー
ITTOの活動
 造林・森林経営、林地の復旧、人材育成等の
プロジェクトに対する資金・技術協力の実施
や、調査団の派遣等のプロジェクトを実施(こ
れまで合計約800件)
 違法伐採問題、森林認証、森林法の施行、
非木材森林生産物、環境サービス、市民社
会・民間セクターとの連携等、新たな課題に
ついても柔軟に対応
まとめ
 現在も森林の過剰な破壊は続いており、この
ままでは近い将来、森林の消滅による大きな
環境破壊が起こるかもしれない
人類滅亡の危機