スマートビレッジモデル研究事業について(PPT:2768KB)

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小水力発電所で蓄えた電気を地域内で活用します
栃木県農政部農村振興課
Ⅰ 県の取組
スマートビレッジモデル研究事業
産学官で構成する「栃木県スマートビレッジモデル研究会」を中心に、再生可能エ
ネルギーの活用に向けた調査・検討(農業施設等への再生可能エネルギー電力の
供給検討、農村地域におけるEVの多目的利用の検討 等)を行い、再生可能エネ
ルギーの地産地消に向けた研究を実施しています。
■再生可能エネルギーの地産地消イメージ図■
電気を「ためる・送る」
電気を「つくる」
発電施設
電気を「運ぶ」
充電施設
農業用水路
蓄電施設
小水力発電施設(23年度~)
蓄充電施設(24年~25年度)
今年度は
電気を「使う」
電気自動車(24年度~)
ことに挑戦します。
Ⅱ 平成27年度事業概要
飛山発電所(宇都宮市内)で発電した電気とEV(電気自動車)を用いて、今年度は、
地域に関わる農業者団体等の協力を得て、(発電所周辺の)地域内で完結する(発電
~消費)実証試験を行います。
バッテリーに充電
バッテリーを
セットし使用
農作物の運送
電気自動車の電気を用いて草刈を実施
■ 協 力 者 紹 介 ■
1.刈部養鶏場(タンタハウス)
刈部養鶏場は、平成元年以来、全羽を赤玉鶏の特殊卵生産を行って
おります。
さらに、平成20年には鶏糞の発酵処理施設を整備し、生産した堆肥が
地元の野菜等に安心して活用できるよう取組を行ったうえで流通させる
等地域の循環型農業や地域環境に配慮した経営を展開しています。
一方、奥様が作った自家産の卵を使った手作りプリンがクチコミで大変
評判になり、本格的に製造を開始しました。
平成19年にひよこをイメージした黄色い外装の直売所「タンタハウス」
を国道408号線沿いにオープンしております。【左写真】
新鮮な卵を使
用したプリンを
配送します
〒321-3237
栃木県宇都宮市道場宿町1245
TEL:028-667-3610
2.社会福祉法人飛山の里福祉会(ハート飛山)
〒321-3236
栃木県宇都宮市竹下町1199-1
TEL:028-667-0041
平成18年12月に設立し、現在スタッフは18名で地域に根ざした運営を
しております。
特に、県で推進している福祉と農業が連携した「ユニバーサル農業」に賛同し、平成25年8月に障がい者が、生
活の豊かさを実感しながら、自立に向けた技術習得をするため、農業や農作業に携わる上での課題の解決方策
を検討することを目的に【清原地区ユニバーサル農業研究会】を立ち上げ、工賃の向上や、清原地区の地域の一
員として農作業を通じ地域の課題解決に寄与することを目指し活動しています。
3.こもりやグリーン俱楽部(多面的機能支払交付金の活動組織)
農地の維持のため
電気自動車の電気
を使い草刈をしま
す
平成19年3月に設立し、現在約47haの農用地についての維持活動や
学校教育との連携による「田植え」「稲刈り」などを行い地域との交流を深め
ています。
また、ホタルの里づくりとしてビオトープ水路や勉強会などに加え、花の植
栽に取組んでおります。
なお、フラワーロードを整備するため、水路・道路の法面へアジサイや菜
の花の植栽とともに、イワダレ草を植栽(右上写真)しています。