美味しくご飯を食べる為の、 口腔ケアと嚥下の重要性

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Transcript 美味しくご飯を食べる為の、 口腔ケアと嚥下の重要性

いつまでも美味しく
食事を食べていただくために、
~食事前の嚥下体操の取り組み~
発表
食事部会
大原 有佳
食事部会について
食事は生活の中で重要かつ楽しみ
ご利用者の状態に応じた食事の提供
楽しく 美味しく 食事をしていただく為の研究を
行っています。
検討内容
①利用者の食事状態を観察し、個々にあった
食事形態、バランスの取れた食事の提供
②口から食べる楽しみ、安心して食事が出来
る環境などの工夫
食事部会 今年度の方針
■利用者が、美味しく楽しく食べて頂
く為に、職員の介助技術の向上、嚥
下・咀嚼機能を維持できる
■口腔内を清潔に保つ
老化で食べる能力は
どのように変化するの?
口の中の老化
胃や腸の老化
食道の老化
噛む能力、飲み込む能力
維持が健康を守る
E=enjoy(楽しみ)
美味しく食事をすること
A=adjust(調整)
食事の時間は1日の生活リズムを調整
T=training(訓練)
口を動かす行為自体が機能維持の訓練
口腔ケアの目的
QOL(生活の質)の向上
唾液分泌の促進
発熱予防
誤嚥性肺炎予防
過去の取り組み
■今年度からの取り組み
嚥下体操
嚥下とは??
「飲み込み」のこと
入所時
現在
主食(並) 56人 → 27人
副食(並) 44人 → 13人
主食(ミキサー)6人 → 19人
副食(ミキサー)9人 → 21人
※ 入所間もない方も数名含む 入所者109人
平成26年10月18日現在入所者
嚥下体操が一番の有効
なタイミングは食事前
です。
• 当園では、各フロアごと
に実施しています。
■嚥下体操方法
図のような方法で
で行っています。
■嚥下体操をすると・・・
• 口や頬を動かすことで、唾液がよく出る
ようになる。
• 飲み込みやすく食べやすくなるので、誤
嚥を防ぐことにつながる。
■まとめ ■
いつまでも
美味しく食べていただく為に、
私たちは、
これからもご利用者の楽しみとなる
食事について研究を続けて
いきたいと思います。
ご清聴、ありがとうございました