Transcript 2台の無線LAN送受信機を用いた シームレスハンドオーバー

無線LAN-PHS間の
バーティカルハンドオーバー実験報告
ITRC研究会
2004年 5月 27日
鶴田 亮
ルート（株）
森岡 仁志
（財）九州システム情報技術研究所
バーティカルハンドオーバー
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無線LAN-PHS間のハンドオーバー
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
実験体制
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
移動体でインターネットサービスを提供する際に初期コ
ストを軽減
無線LANにはMISを使用
福岡市、九州大学、ルート、ISIT
JR九州 鹿児島本線 博多～香椎間で実験
バーティカルハンドオーバー
博多
無線LAN
基地局
博多
吉塚
箱崎
無線LANエリア
PHSエリア
千早
香椎
無線LAN
基地局
吉塚
無線LAN基地局設置例
実験方法
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

PHSは常時接続
無線LANが使えるところでは無線LAN使用
CNからftpでファイル転送を行い、netstatで
スループットを測定
CNに対してpingを打ち、RTTを測定
博多→香椎で４回、香椎→博多で３回測定
ネットワーク構成
PC→CN (PHS使用時)
CN→PC
(無線LAN使用時)
測定結果 （博多→香椎１）
実験結果
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
無線LAN→PHSのハンドオーバーは問題なし
PHS→無線LANのハンドオーバー時にパケットロス



Binding UpdateとAckは通る
ping も通る
ftpは通らない
TCPの問題？
netstat
ハンドオーバーの時刻: 172
time
207
208
209
210
211
212
213
214
215
216
217
218
219
220
packets
0
0
0
0
0
0
0
45
166
280
345
348
347
333
input
errs
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
bytes
packets
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
67230
23
248004 84
412360 141
493810 173
498104 176
496610 175
476822 169
output
errs
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
bytes
colls
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1518
0
5544
0
9306
0
11418
0
11616
0
11550
0
11154
0
パケットサイズの影響
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
ping: 64byte
ftp: 1500byte


ノイズ
電波強度の変動………
エラーパケット
追加実験


BR
64byte, 500byte, 1000byte, 1500byteのping
でパケットロスを測定
基地局: ルート RGW2400
端末IF: コレガ PCCB-11 (PRISM2)
追加実験結果
1500byte
Total:
1937
Both:
42 (2.2%)
64only:
16 (0.8%)
1500only: 59 (3.0%)
64byte
まとめ



無線LAN→PHSのハンドオーバーは問題
無く成功
PHS→無線LANはパケットロスが発生
パケットサイズが原因のようだが、移動体
特有の問題か？
移動体で追加実験
測定結果 （博多→香椎２）
測定結果 （博多→香椎３）
測定結果 （博多→香椎４）
測定結果 （香椎→博多１）
測定結果 （香椎→博多２）
測定結果 （香椎→博多３）