2. - 富山大学

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Transcript 2. - 富山大学

子供を取り巻く有害情報環境
How to Protect our Children against Harmful Information
Environment on the Internet, Cell-Phone and another Media
2008.11.15(SAT)
呉羽少年自然の家
高井 正三(Shoso Takai)
富山大学総合情報基盤センター
Information Technology Center, University of Toyama
目
次
1. 有害環境・有害情報とは
2. ケータイ世界の子どもたちの現状と問題
3. それを止めるためにはどうすれば良いか
4. 私たちはそれを止めさせられるか
5. 何れは終わるブーム
6. 結局は良い使い方を誉めて育てよう!
7. 富山大学で起きた最近のインシデントから
8. さあ,始めよう!Getting Started!!
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1.有害環境・有害情報とは
 有害環境(青少年有害社会環境対策基本法(案)でいう定義)
 青少年の性若しくは暴力に関する価値観の形成に悪
影響を及ぼし、又は性的な逸脱行為、暴力的な逸脱
行為若しくは残虐な行為を誘発し、若しくは助長す
る等青少年の健全な育成を阻害するおそれのある社
会環境
 有害情報(By Wikipedia)
 主に青少年がその情報に接することによって健全な
発達・育成を阻害する恐れが有ると考えられている
コンテンツの総称
 犯罪を誘発するなどの,公序良俗に反する情報
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1.1 具体的な有害情報とは
 法令の規定に違反し又は他人の権利を侵害する
情報を「違法な情報」
 それ以外の社会通念上好ましくないと思われる
情報を「有害な情報」と呼ぶ
 とそれぞれ定義された.
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1.2 違法情報には
 刑法上の名誉毀損や侮辱などに当たる誹謗中傷
 わいせつに当たるチャイルドポルノ等のポルノ
 売春周旋目的の広告
 賭博の疑いのある広告
 詐欺、悪質商法などの疑いのある広告
 著作権違反となる物品の販売広告,等
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1.3 有害情報には
 刑法上の名誉毀損や侮辱に至らない誹謗中傷や
個人情報の流布
 犯罪を慫慂し、あるいは犯罪方法を教示し、そ
れに用いられる銀行口座などを販売するもの
 毒劇物の販売広告
 差別を内容とするもの
 犯罪被害者等の心情を逆なする内容のもの
 チャイルドポルノ等のポルノ(わいせつに当たら
ないものに限る)
 暴力を賛美し、あるいは残虐な写真を内容とす
るもの等少年の健全育成を阻害するもの,等
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1.4 有害環境(有害情報)の歴史-1
 ヒロポン禍(ヒロポン中毒:覚醒剤)・・・1946~
 悪書(もともとこう言った)
 性表現(わいせつ表現)や暴力表現を含む媒体
 エログロ雑誌・・・1957~
 シンナー遊び・・・1967~
 番長組織・・・1970~
 ポルノ写真集・コミック
 ヘアヌード・・・ Santa Fe-宮沢りえ・・・1991
 一般雑誌におけるポルノ写真の氾濫
 児童ポルノ・・・1981
 漫画に性描写,暴力シーン
 少年少女向けコミック誌・単行本問題・・・1989
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1.4-2 有害環境(有害情報)の歴史ー2





覚醒剤,暴走族急増・・・1977
ポルノ雑誌/ビデオの自動販売機・・・1982~
校内暴力/いじめ/自殺・・・1984~
登校拒否1万人超・・・1975
PC用アダルトソフト・・・1986~
 画像/インターネット・・・1994~
 ダイアルQ2問題化・・・1990~
 0990-XXXX-XXXX
 わいせつな会話・音声
 ツーショットダイヤル番組・・・1993~
 テレホン・クラブ・・・1985~
 不幸の手紙
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1.4-3 有害環境(有害情報)の歴史ー3
 ケーブル・テレビ/衛星放送
 のぞき部屋
 ファッション・ヘルス
 ギャンブル
 ビデオ・ルーム/個室ビデオ
 ビデオ・・・レンタル・ビデオの氾濫
 ファミリー・コンピュータ・ゲーム(ファミコン)
 インターネット・カフェ/漫画喫茶
 猥褻アニメーション/猥褻漫画
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1.4-4 有害環境(有害情報)の歴史ー4
 ケータイ・インターネット
 メール・・・即レス/チェーン・メール,・・・
 掲示板・・・誹謗中傷/炎上(Flame War)
 チャット
 有害Webサイト

ポルノ/暴力/自殺/爆弾/出会い系サイト
 学校裏サイト(学校勝手サイト)
 プロフ(プロフィール)
 ブログ
 フィッシング
 ワンクリック料金請求
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1.4-4 有害環境(有害情報)の歴史ー5
 振り込め詐欺
 名義貸し(レンタル携帯)
 沖縄など米兵による少女暴行
 スリ,万引き
 バタフライ・ナイフによる殺傷
 特異・凶悪な少年・少女事件
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1.5 ケータイ・インターネット
 ネットいじめを誘発する有害情報ー1
 携帯メールと即レス(15/30分ルール)



チェーン・メール/不幸のメール・・・
悪口メール/なりすましメール
略語,隠語,絵文字,ギャル文字,暗号,禁句の乱用,・・・
 Webサイト
 ポルノ・サイト/児童ポルノ・サイト
 出会い系サイト
 自殺,家出,爆弾,薬物,闇金融,などの有害サイト,・・・
 掲示板
 特に学校裏サイトと言われる学校勝手サイトの掲示板
 匿名/なりすまし
 炎上(Flame War)
 アバダー(自分自身の分身のキャラクター)
 使用禁止用語の氾濫(氏ね,きもい,うざい,・・・)
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1.5-2 ケータイ・インターネット(2)
 ネットいじめを誘発する有害情報ー2
 チャット(会議室)
 プロフ(プロフィール=自己紹介サイト)
 ブログ(WebLOG)
 ワンクリック料金請求
 フィッシング詐欺(Phishing Scam)
 誘惑ビジネス
 ネット・ショッピング詐欺
 ネット・オークション詐欺
 ケータイ小説/性描写・暴力的描写
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1.6 インターネット上の有害サイト
 児童ポルノサイト
 メル友募集サイト
 爆弾作成サイト
 自殺サイト
 殺人関連サイト
 出会い系サイト
 掲示板・学校裏サイト
 プロフィール・サイト(プロフ)
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1.7 ケータイが作り出した文化の弊害
 即レス(5分/30分ルール)
 メル友
 ケータイ小説
 カウンセリング・ルーム
 プロフ
 略文字,ギャル文字,隠語,暗号,・・・
 炎上(Flame War)
 デコメ(デコレーション・メール)
 使用禁止用語の氾濫(氏ね,きもい,うざい)
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1.8 ケータイ・チルドレンという社会
 1日2時間以上のケータイ・インターネット
 ケータイがメインのコミュニケーション手段
 ケータイ音楽プレーヤーipodとケータイ
 音楽のダウンロード
 カメラは欠かせないツール
 快適なケータイ小説
 ワンセグには興味有り
 ディジタルな価値観で,常識や既存枠を超える
 ケータイ・チルドレンの文化
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1.9 世界を巻き込む「ケータイ革命」
 雑誌COURRiER Japon 5月号 MAY2008 Vol.43から
 世界で「2人に1台」の時代
 世界67億人で33億台以上の携帯電話の普及
 Google CEOエリック・シュミットによれば,
 60億人のうち,50億人が携帯電話を持つ.
 2010年までに,40億人が携帯電話を,
 その後数年であと10億人に広がると.
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1.9ー2 世界を巻き込む「ケータイ革命」ー2
 スミソニアン協会のレメルソン発明・革新研究
センターのアーサー・モレラ所長は話している
「携帯電話は『社交性』という人間の本質に最
もうまく合致した技術です.お互いを確認する
ための究極のツールであり,極めて人間的な技
術であるからこそ素晴らしいのです.」
 1982年1月 Washington 重さ900g
 フィリピン国民は携帯電話を用いて独裁的なエ
ストラダ政権を転覆.メールの一斉配信で,数
分のうちに数十万人にデモを呼びかけた.
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19-3 携帯電話の歴史
1983 First Mobile Phone
Motorola DynaTAC 8000X
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1987年4月NTTから発売された
TZ-803(日本電気製)
左上モトローラ携帯電話端末1機種
他はノキアの歴代携帯電話端末
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1.9ー4 世界を巻き込む「ケータイ革命」ー4
 2004年マドリードで起きた列車爆破事件では,
携帯電話が起爆装置
 2005年ロンドンの地下鉄爆破事件の象徴的写真
は,カメラ付き携帯電話を持った通勤客.
 アフリカでは毎年50%以上の伸び率で,30カ国以
上で固定電話より携帯電話が普及.
 米国では子どもの半数が携帯電話を所有.
 人口より携帯電話の台数が多い國が30カ国以上
 仕事とプライベートを分ける
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1.9ー5 世界を巻き込む「ケータイ革命」ー5
 多機能のものをSmart Phoneという
 写真,ビデオ,メール,インターネット,ゲー
ム,音楽の再生,GPS機能
 マネー携帯,ICカード機能,クレジットカード
 iPhone(Apple),Android(Google)
 データ処理機能=小さなコンピュータ
 アプリケーション・ソフトウェアを稼働
 オープン・ソース
 ホームページの創設,ビデオ・ゲーム,道案内
 インターネット広告,・・・
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19-6 新しい多機能ケータイ端末
iPhone(Apple)
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Android(Google)
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1.9ー7 世界を巻き込む「ケータイ革命」ー7
 インフラ問題を解決するアフリカ版iモード
 ケニアのMpesa(モバイル・マネー)
 インターネットを介した銀行送金が可能
 携帯電話医療データ収集システム(MDSS)
 Smart Phoneシステム
 血液銀行ショート・メッセージ・サービス
 EPROMプロジェクト MIT,ノキア
 ナイロビ大学の学生
 モバイル広告(2007年10億ドル=1000億円)
 2012年には84億ドルに急成長???
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2.ケータイ世界の子どもたちの現状と問題
1. ケータイとネットワーク利用の現状
2. ケータイ,Net,学校裏SiteとWeb2.0関連書籍
3. インターネット上で見かける略語など
4. ケータイ・メールの問題
5. 掲示板/チャットの問題
学校裏サイトとネットいじめ
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2.1 インターネットのケータイの現状
インターネットの利用状況/推移
属性別インターネット利用状況
インターネット利用端末の種類
ブロードバンド契約数の推移
インターネットの使用・用途のPCと携帯の比較
世帯によるインターネット利用に伴う被害経験
 国内のブログ数
 迷惑メール受信頻度,対策
 携帯電話の加入者数,第3世代の携帯の加入者数
 携帯によるインターネットの利用,世代別,等






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インターネットの利用状況ー1
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インターネットの利用状況ー2
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インターネットの利用状況ー3
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インターネットの利用状況ー4
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インターネットの利用状況ー5
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インターネットの利用状況ー6
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インターネットの利用状況ー7
FTTH:
Fiber to the home
DSL:
Data Subscribe Line
CATV:
Cable Television
FWA:
Fixed Wireless Access
無線による加入者系
データ通信方式
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インターネットの利用状況ー8
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インターネットの利用状況ー9
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インターネットの利用状況ー10
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インターネットの利用状況ー11
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インターネットの利用状況ー12
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インターネットの利用状況ー13
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インターネットの利用状況ー14
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インターネットの利用状況ー15
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インターネットの利用状況ー16
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インターネットの利用状況ー17
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インターネットの利用状況ー18
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インターネットの利用状況ー19
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インターネットの利用状況ー20
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インターネットの利用状況ー21
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インターネットの利用状況ー22
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インターネットの利用状況ー23
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2.2
ケータイ,Net,学校裏SiteとWeb2.0関連書籍
書名
著者
出版社
発売日
ISBN-13
価格
ケータイ世界の子どもたち
藤川大祐
講談社現代新書
2008.05.20
978-4-06-287944-6
2,310
子どもとケータイ
Q&Aで学ぶ正しいつきあい方
遊橋裕泰
宮島理,他
リックテレコム
2008.07.16
978-4-89797-792-8
1,470
ケータイ不安
子どもをリスクから守る15の知恵
加納寛子
加藤良平
NHK出版
生活人新書
2008.11.10
978-4-14-088271-9
735
ネットいじめ
荻上チキ
PHP新書
2008.07.29
978-4-569-70114-1
777
デジタル公害
―ケータイ・ネットの環境破壊-
懸樋哲夫
緑風出版
2008.06.20
978-4-8461-0807-6
1,785
子どもたちのインターネット事件
長谷川元洋
東京書籍
2006.08.01
978-4-487-80121-3
1,575
ケータイチルドレン
石野純也
ソフトバンク新書
2008.03.25
978-4-7973-4515-5
766
学校裏サイト
下田博次
東洋経済新報社
2008.04.10
978-4-492-22280-5
1,575
学校裏サイト
進化するネットいじめ
渋井哲也
普遊舎
2008.04.15
978-4-88380-748-2
756
学校裏サイトからわが子を守る!
安川雅史
中経の文庫
2008.06.04
978-4-8061-3048-2
580
Webサイトを進化させる
Web2.0サービス実践ガイド
アイティティ
ソーテック社
2007.03.20
978-4-88166-564-0
1869
Web時代5つの定理
梅田望夫
文藝春秋
2008.03.01
978-4-16-370000-7
1365
(Web 2.0)
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2.2-2 おおよその内容
 子どもたちに不可欠なケータイ所持への懸念
 ケータイの問題点の指摘
 ネットいじめ悲惨
 学校裏サイトの現状
 携帯中毒の子どもたちの現状
 フィルタリングの必要性とその是非
 親,教師,社会がなすべきこと-教育,学習
 でも,親が理解していないケータイ
 みんな,具体的な対策はない???
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2.3 インターネット上で見かける略語など
 差保1.5
 WU吉
 JC
 JK
 莓佐保
 左1.5
 差1.5
 46・・・よろしく
 希ガス・・・そのような気が




 sa1.5


 ZOY
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
する
裏山C・・・羨ましい
kwsk・・・詳しく
wkk・・・わくわくする
今北産業・・・今北ばかりの
私に3行程度の文章で説明
してください
やわらか銀行・・・
英雄・・・
こども・・・
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2.4 ケータイ・メールの問題
 ケータイ中毒現象
 1日2時間以上
 ケータイ・メールの暗黙のルール
 即レス(メールが来たら即,返事をする)
 5分ルール
 デコメ(デコレーション・メール)ができないと違反
 メールを使った卑猥ないじめ
 なりすましメール
 氏ね(死ね),きもい,うざい
 むかつく
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2.4-2 ケータイ・メールの問題ー2
 死を予告するメール
 自分発自分宛
 チェーン・メール
 不幸の手紙のメール版/幸福のメール
 ギャグ・メール,番組メール,人助けメール
 いじられキャラの子ども下半身写真を一斉に流す
 嫌がらせ脅迫メール
 これを見なければ1週間以内に死ぬ
 サブアドレスを使ったメールいじめ
 @39ne.jp @poohmail.jp @newad.jp @cccne.jp
 @olmail.to @fmail.to @vivi.to @anan.to
@xmail.to @idomo.to
 出会い系サイト,いじめや嫌がらせメールで使用
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2.5 学校裏サイトという問題
 学校裏サイトという学校勝手サイト
 小学スレッド,中学スレッド,高校スレッド
 小学掲示板,中学掲示板,高校掲示板
 以上のキーワードでYahoo!,Googleを検索
 実際にケータイで検索するのがベター
 生徒の名前,あだ名で検索
 ただし,山田高校はY田高校
 ミルクカフェ・・・学校裏サイトを運営



のびねっと,高校生@3ch掲示板,裏2ちゃんねる,
キャスフィー,全国高校サイトRANK,全国高校別掲示板,
高校の裏サイトを張っていくスレ,フリーダム全国高校掲示
板,学生トーク掲示板,高校生広場,・・・
 就職の内定を取り消された高校3年生
 根拠のない嘘の書き込みで「万引きの常習犯」にされた
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2.5ー2 学校裏サイトという問題ー2
 学校裏サイト38,000件の特集記事
 「いじめの温床」
 「匿名ゆえの陰湿」
 毎日新聞ー「顔」の見えないネット社会は暴走が止
まらない.文科省の調査で「学校裏サイトは3万8000
件もあり,抽出した半数に他人を中傷する表現があ
った」2008.4.16
 朝日新聞ー「・・・学校裏サイトは「ネットいじめ」の
温床とも指摘され,学校現場でも問題視する声が高
まっている」2008.3.14
 読売新聞ー「きもいきもいきもい」「マジうぜい,
調子に乗ってやがる」神奈川県内の公立中学校の教
頭はネットの掲示板をのぞき,がく然とした」
2007.11.16
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2.5ー3 学校裏サイトという問題ー3
 神戸の高3自殺
 産経新聞-「逮捕少年らが学校裏サイトを開設.被
害者の裸の下半身を写した動画を掲載していた.多
くの生徒に知られたサイトだったが,教師等は少年
らが逮捕されるまで存在を知らなかった」2008.5.4
 女性自身-「こうした学校裏サイトは,いじめの温
床にもなっている.昨年7月「裏サイトに下半身の写
真を載せられた」などと書いたメモを残し,飛び降
り自殺した神戸の有名私立高校3年の男子生徒の事件
は,今も記憶に新しい.男子生徒は多額の金品を要
求されるなど,実生活でいじめ被害にもあっていた
が,同時に裏サイト内でもいじめがエスカレートし
ていたのだ」2008.5.6
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2.5-4 学校裏サイトという問題ー4
 この新聞記事のごとく
 インパクトのある事例ばかりを紹介し,ネガティブ
な印象をもたせる統計数値を見出しに置いて,ふだ
んから警鐘活動に勤しむ「専門家」の苦言を載せ,
 比較的成功している取り組みを紹介し,
 「私たちも静観してはいけない」といった呼びかけ
で締めくくる,といったパターンをなぞっていた.
 悪いことを指摘しても,何も解決しない.
 あげくの果ては「害虫探し」フィルタリング議
論は,これまでの「新しいメディア叩き」同様
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2.5-5 学校裏サイトという問題ー5
 学校という逃げ場のない空間
 友人関係の濃密化ー同調圧力
 いじめにせよ,過剰な気遣いにせよ,
 空気が読めない(KY)圧力
 ケータイ・メールの即レス圧力
 逃げ場のない空間で,みんなのように同調しなけれ
ば,自分がいじられの対象になる
 いじめ側は1人ではなく,必ず複数人で,責任感なし
 炎上しなくなった子どもたち
 18歳以上の「大人」掲示板では茶飯事だが,
 炎上するほど相手にぶつかっていくエネルギーがな
くなった.
 誹謗中傷が始まると,そこへの書き込みをしない
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2.6 出会い系サイトの問題
 18歳未満の子どもが利用できないサイトだが,
 年齢確認があまい
 異性の大人に会う-援助交際の書き込み
例:待ち合わせ場所 新宿
年齢 JC2
体型 普通
ゴムあり4~
車持ってる人
写めくれる人
 児童売春の場が殆ど
 被害に遭うのは何時も女子中高生
 危険な罠と解っていても,
 興味半分で大人のコミュニティ・サイトへ,・・・
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2.7 Webサイトからの情報発信の問題
 懸賞,アンケート,ファンクラブへの入会
 アンケートに答えるとプレゼントがもらえる
 入会無料のファンクラブ入会,抽選でプレゼント
 抽選で100万円プレゼント
 個人情報や家族の情報を収集する手段
 プロフ
 前略プロフィールなどの自己紹介のサイト
 プライバシーを無防備にさらす
 顔写真の掲載
 他人になりすまして偽りのプロフィール掲載
 ブログ
 プライバシーを無防備に出すと,・・・
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2.8 掲示板・チャットの問題
 ハンドル・ネームという匿名社会
 立場や肩書きに関係なく,自由な表現が可能
 情報発信への敷居が低くなるメリット
 無責任な発言や使用禁止用語を使ったりする危険
 別人になりすますという問題


他人になりすまして発言・・・違反
複数のハンドル・ネームを使い分け・・・違反
 誹謗中傷の温床
 管理者が常に管理し,不適切な投稿を削除すべきだが,・・・
 プロバイダ法により情報発信者の氏名,住所の開示請求可
 データを保存して,管理者に削除願いを出す
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2.9 その他のネットの問題
 ワンクリック料金請求
 無視できないような脅し文句
 フィッシング
 銀行がパスワードをメールで聞いてくることはない
 ケータイ小説
 ネットショッピング,オークションでの詐欺
 自殺・殺人サイト
 爆弾,薬物サイト
 誘惑ビジネス・サイト
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3.それを止めるためにはどうすれば良いか
子どもをリスクから守る15の知恵から抜粋
加納寛子,加藤良平「ケータイ不安」NHK出版生活人新書
1. ネット技術とリアル社会のモラル
2. ネット・ケータイのデビューは怖がらない,焦
らない.ケータイを持つことのメリット
3. これだけは教えよう
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3-2 これだけは教えようー情報モラル教育リストー1

自分自身を守るために
 出会い系サイトの利用


何故危険か・・・殺人,性的暴行,監禁,詐欺などの犯罪に遭遇
対処・・・利用しない,アクセスしない
 個人情報の公開

何故危険か・・・変質者につきまとわれる,営利誘拐のターゲット

対処・・・不特定多数の人が見られる場所に,本名,住所,電話番
号,写真,家族のこと,本人と同定できる情報を置かない
 知らない人からのメール

何故危険か・・・ウィルス感染の危険

対処・・・ファイルを開かない,メールを削除する
 長すぎる利用時間

何故危険か・・・睡眠・運動不足,時間の圧迫,視力低下

対処・・・利用時間の上限を決める.ペア・レンタル・コントロー
ル・ソフトを導入
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3-3 これだけは教えようー情報モラル教育リストー2
 快適なネットワーク・ライフを守るために
 なりすましのメール


何故危険か・・・明らかに悪い意図がある
対処・・・本人に確認する.ファイルを開かない
 スパム・メール

何故迷惑か・・・削除の手間が増大,正常メールの埋没

対処・・・プロバイダーのサービスで遮断
 パスワードの漏洩

何故危険か・・・なりすましの原因

対処・・・いかなる人にも明かさない
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3-4 これだけは教えようー情報モラル教育リストー3
 経済的な損失を被らないために
 ネット販売やオークションの詐欺


例・・・通常の店の半値で販売,クレジット・カードで支払
いしたら,金だけ引き落とされて,商品が届かない
対処・・・販売業者の評判を調べておく.トラブル防止には
「エスクロール・サービス」(買い手から購入代金を預か
り,売り手から買い手に商品が配達が完了したことを確認
してから,購入代金を売り手に送金する)を利用.
 フィッシング詐欺(Phishing Scam)

例・・・金融機関などの名前を名乗ってWebサイトを開き,個
人のIDやパスワードを盗む詐欺行為

対処・・・Httpsや鍵マークを確認する.メールで暗証番号を
聞いてくることはないこと.個人情報を入力する際はSSL
保護を確認すること
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3-5 これだけは教えようー情報モラル教育リストー4
 友達や他のユーザのために
 チェーン・メール



例・・・不幸の手紙,ウィルス感染拡大の通知,
このメールをできるだけ多くの人に最配信してください
何故迷惑か・・・トラフィックの増大,業務妨害
対処・・・基本的に無視,発信者が知り合いなら電話で確認
 ポッド(PCの場合のワーム)

例・・・送信の準備をしています.送信が完了しました.
「迷惑メールを送らないでください」と苦情のメールが届く

対処・・・インターネットから切り離し,ワームを駆除する

100万台のポッドPCが狙っている大犯罪があった
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3-6 これだけは教えようー情報モラル教育リストー5
 掲示板などで友人や第3者の誹謗中傷

例・・・掲示板での誹謗中傷記事

対処・・・相手が気にしていることを書かない
管理者に削除を依頼する
 ネットバトル

例・・・言い争いによる炎上の発生

何故迷惑か・・・そんなやり取りを誰も見たくない

対処・・・冷却期間をおき,炎上を起こさない
 友達のプライバシー情報の公開

例・・・他人の電話番号や個人情報を相手に断らずに教える

対処・・・絶対に公開しない.プライバシーの侵害をしない
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3-7 これだけは教えようー情報モラル教育リストー6
 法律に違反しないために
 マルチ商法/ネズミ講


例・・・上段の人に送金するとともに,この情報を自分の知
り合いに送信すると,しばらくしてから何倍もの金が入る
という仕組みのメール
対処・・・ネズミ講と判断したら,絶対に加担しない
 著作権侵害

例・・・他人の写真や絵を,勝手に自分のブログに掲載

対処・・・総ての著作物には著作権があるので,どうしても
掲載したいときは,許可を取る.
 肖像権や商標権の侵害

例・・・他人と一緒に写っている写真や自分で撮影した有名
人の写真をブログに掲載

対処・・・肖像権という人格権を侵害することになるので,
掲載したいときは許可をとる
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3-8
その他の知恵ー1
 親子で納得できるルールを作る
 ネットの利用時間,場所,アクセス先,料金,罰則
 子どもの世界を知りたければ先ず自分で体験
 ブログの開設
 掲示板やSNSにアクセス
 子どもの利用状況をチェックするのは親の義務
 学校裏サイトという呼び方に惑わされない
 ネットいじめの発見と防止のポイント
 子どもとの信頼関係を育む=いつも子どもと話す
 異常を日常の様子の変化から把握する
 ネット上に個人情報を公開するには最大限注意
 実践的ペア・レンタル・コントロール法を駆使
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3-9
その他の知恵ー2
 フィルタリングは必要だが不十分を認識
 ホワイト・リストとブラック・リストの違い
 メーカー側で掛けるサービスを適用
 青少年有害サイト規制法が成立
 親権者の同意がない限り外せない
 違法サイトを見つけたら,ためらわず通報を
 グレーなサイト,不適切な発言も通報を
 オンライン・ゲームで学校の成績は下がらない
 ワンクリック料金請求などの不正請求やトラブ
ルには,無視すること.
 消費者生活センターに相談して対処
 県警本部のサイバー犯罪窓口に相談して対処
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4.私たちはそれを止めさせられるか
 相互信頼の確立
 子ども同士
 子どもと先生
 子どもと親(家族)
 チップス先生さようなら
 シェイクスピアの小説
 校長先生の毎朝の校門での“おはよう”挨拶
 近所の皆さんからの“おはよう”
“行ってらっしゃい”“お帰り”のかけ声
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5.何れは終わるブーム
 いじめ
 葬式ごっこ
 大河内清輝君いじめ自殺事件(1994.11.27)
 現在は第3次自殺ブーム
 多くの有害環境はブームで終結したが,
 ブームは繰り返す
 ネットいじめ




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免役化
風邪にかかりにくい環境
セーフティーネット
事後対応
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6.結局は良い使い方を誉めて育てよう!
 総務省フィルタリング検討会の村信悟課長補佐
個人的には「拙速な規則は100年の禍根を残す」という
スタンスです.・・・」「小さい頃からパソコンや携帯
がある子どもたちにとって,ネットはもはや我々にとっ
てのテレビと同じです.むやみにそういったツールを奪
って目隠ししても,IT時代に生きる子どもたちを守るこ
とにはなりません.賢く使えるよう暖かくサポートすべ
きです.一斉に遮断するより,少しずつ慣らしていくと
いた感じではないでしょうか.むしろ大人の過剰反応が
心配です.大人はインターネットに同情的ではないから
です.親が理解できないくらい使っていると,理解する
ことから始めるべきでしょう.」
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6-2.良い使い方を誉めて育てよう-2
 新しいメディアを使いこなせるなるプレーヤーを,5年




,10年かけて育てていこう.
問題はむしろ「大人の側の成熟」である.
「メディアは有害である」という観察のもとに行われる
言説が,社会における相互不信やバッシング現象を延命
させる「有害なメディア論」として機能する.
かつては小さな町のパソコン教室まで,PTAや住民か
ら叩かれ,廃止になった.
「(テレビの)有害番組を情報弱者が視聴すれば,デマ
を鵜呑みにしたり,暴力的になってしまう」と,必要以
上の規制が唱えられる危険性ある.実際にはそれほどた
いした「問題」でないにも関わらず.・・・
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6-3.良い使い方を誉めて育てよう-3
 集合知で作成されたフリーの百科事典Wikipedia
 ブリタニカ百科事典と遜色がないほど充実している
 Google Earthによって大空からの世界旅行実現
 最近のストリート・ビューはやり過ぎとの声も
 ブログによる集合知の構築
 Amazon.comなどの書評
 5万円コンピュータから$100PCへ
 MITメディア・ラボの創設者ニコラス・ネグロポンテが2005年に
大々的に打ち上げたプロジェクト
“One Laptop Per Child”貧しい国の子供たちに$100パソコンを
配布し、教育に役立てようとする試み
 iPod TouchやAndroidなどの普及でケータイが変わるかも
 サイズがPDA(Personal Data Assistance)で
 膨大なインターネット・アプリケーションのサービスを享受
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6-4 良い使い方を誉めて育てよう-4
 ケータイでe-Learningシステムの利用
 学習教材コンテンツへアクセスして,自学自習
 i-netschool.com(携帯電話対応学習管理システム)
 携帯サイト『英語でアルク』
英語の学習,TOEIC訓練
 ケータイ大喜利
 モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF) 「健全な携帯電話
向けサイト」を認定する第三者機関を来春に設立
 ケータイ小説の活用
 名作を読みあさろう






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1.
2.
3.
4.
5.
6.
人間失格(太宰治)-完結済蟹工船(小林多喜二)-完結済坊ちゃん(夏目漱石)-完結済たけくらべ(樋口一葉)
ろまん燈籠(太宰治)-完結済それから(夏目漱石)
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6-5 良い使い方を誉めて育てよう-5
 有用な掲示板やチャットの活用





ディベート(debate)技術の体験・習得
まごころの通い合うコミュニケーション技法の習得
模範的な掲示板やチャット・サイトの表彰制度の創設
優良掲示板管理者を顕彰(功績を世間に知らせ,表彰)する
以前はホームページの表彰が多々あった
 Wikipediaのケータイ版を無料で提供
 辞書サイトのエアは,フリー百科事典「Wikipedia」の情報を携
帯向けに「WikiMo(ウィキモ)」として提供開始.利用料金は
無料.
 将来は?
 ケータイで受講できる大学のオープン・コースウェア
 ケータイでTVドラマ,映画の配信まで可能?
 ・・・
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6-6 良い使い方を誉めて育てよう-6
 iPhoneなどの新しいサービス
 マルチタッチインターフェイス
 加速度センサー
 GPS
 リアルタイム3Dグラフィックス
 3Dオーディオ
 Apple Store

ゲーム,チャット,デジタルガジェット,ソーシャルネット
ワーキング,ショッピング,ニュース,ビジネス情報など多
種多様なアプリケーション
 MobileMe
 どこからでもどのデバイス(情報端末)でも自分が所有して
いるデータやコンテンツに即座にアクセスできるというユビ
キタス(情報遍在環境)の実現
2008/11/15
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79
7.富山大学で起きた最近のインシデントから
7.1
7.2
7.3
7.4
7.5
7.6
7.7
7.8
7.9
外部からのパケット攻撃状況
P2Pソフトウェアの使用違反
ウィルス/ワーム/スパイウェア被害
不正アクセス被害
不正ソフトウェアの使用
その他の被害
近い将来のICT環境と情報セキュリティ脅威
身近にできる情報セキュリティ対策(13のルール)
インターネット精神
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7.1 外部からのパケット攻撃状況
 外部からのパケット攻撃を外
側のFirewall(outside FW)で
遮断したパケット数(FW-log)
./fw.log.20080425.gz:1138995
./fw.log.20080426.gz:1141212
./fw.log.20080427.gz:1381814
./fw.log.20080428.gz:1354600
./fw.log.20080429.gz:1476999
./fw.log.20080430.gz:1236886
./fw.log.20080501.gz:1353816
./fw.log.20080502.gz:1619617
./fw.log.20080503.gz:1546359
./fw.log.20080504.gz:1316103
./fw.log.20080505.gz:1618651
./fw.log.20080506.gz:1179837
./fw.log.20080507.gz:14803865
./fw.log.20080508.gz:1169567
./fw.log.20080509.gz:1231230
./fw.log.20080510.gz:1500722
./fw.log.20080511.gz:1094376
./fw.log.20080512.gz:1514331
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 内部へ入ったパケット攻撃を内
側のFirewall(inside FW)で遮
断したパケット数(FW-log)
./fw.log.20080425.gz:647492
./fw.log.20080426.gz:574116
./fw.log.20080427.gz:705771
./fw.log.20080429.gz:637393
./fw.log.20080428.gz:620849
./fw.log.20080430.gz:753728
./fw.log.20080501.gz:692733
./fw.log.20080503.gz:751957
./fw.log.20080502.gz:724681
./fw.log.20080504.gz:523825
./fw.log.20080505.gz:488653
./fw.log.20080506.gz:523986
./fw.log.20080507.gz:762854
./fw.log.20080508.gz:502408
./fw.log.20080509.gz:597553
./fw.log.20080510.gz:537580
./fw.log.20080511.gz:548368
./fw.log.20080512.gz:541032
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81
7.1-2 外部からのパケット攻撃状況(2008.1.1~9.30の実際)
パケット攻撃の各月の平均値
外側と内側のFirewallで遮断した平均パケット数
年月/年月日
2008年1月
2008年2月
2008年3月
2008年4月
2008年5月
2008年6月
2008年7月
2008年8月
2008年9月
Blockout Packets 1秒間当たり
の合計値の平均 のパケット数
1,790,161
20.7
1,986,606
23.0
2,123,742
24.6
2,055,344
23.8
2,302,594
26.7
1,830,980
21.2
2,068,957
23.9
2,527,637
29.3
1,969,289
22.8
2008年5月7日(水) 15,566,719件以上,
1秒間当たり180以上のパケット攻撃を防衛
2008/11/15
パケット攻撃ベスト20
年月日
Blockout Packets数
20080507
20080811
20080810
20080809
20080814
20080812
20080312
20080403
20080813
20080815
20080808
20080824
20080818
20080803
20080804
20080904
20080404
20080903
20080821
20080317
Information Technology Center, University of Toyama
15,566,719
3,834,124
3,421,537
3,412,091
3,366,356
3,310,214
3,234,715
3,035,455
2,897,658
2,879,462
2,830,784
2,800,173
2,798,094
2,790,228
2,775,025
2,756,385
2,712,027
2,654,441
2,580,846
2,571,512
1秒間当たり
のパケット数
180.2
44.4
39.6
39.5
39.0
38.3
37.4
35.1
33.5
33.3
32.8
32.4
32.4
32.3
32.1
31.9
31.4
30.7
29.9
29.8
82
20080101
20080110
20080119
20080128
20080206
20080215
20080224
20080304
20080313
20080322
20080331
20080409
20080418
20080427
20080506
20080515
20080524
20080602
20080611
20080620
20080629
20080708
20080717
20080726
20080804
20080813
20080822
20080831
20080909
20080918
20080927
富山大学で1月~9月の外部FWと内部FWでBlock outしたパケット数
18000000
16000000
14000000
12000000
10000000
8000000
Outside_BO
Inside_BO
6000000
Total_BO_Packet
4000000
2000000
0
2008/11/15
Information Technology Center, University of Toyama
83
2008/11/15
Information Technology Center, University of Toyama
84
20080101
20080106
20080111
20080116
20080121
20080126
20080131
20080205
20080210
20080215
20080220
20080225
20080301
20080306
20080311
20080316
20080321
20080326
20080331
20080405
20080410
20080415
20080420
20080425
20080430
20080505
20080510
20080515
20080520
20080525
20080530
20080604
20080609
最近6カ月の外部からの攻撃状況
外部FWと内部FWでBlock outしたパケット数
18000000
16000000
14000000
12000000
10000000
8000000
2008/11/15
Block out
6000000
4000000
2000000
0
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85
7.2 P2Pソフトウェアの検出状況
年
件数
使用されたP2Pソフトウェア
H16
(2004)
7
WinMX, Winny
H17
(2005)
10
Winny2, Bit Torrent, WinMX, Bit Comet
H18
(2006)
7
PP2005, eMule, Bit Load1.1,Winny, Bit Comet
H19
(2007)
2
WinEdt, Bit Torrent系中国版
H20
(2008)
2
eDonkey系中国版, Bit Comet
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7.2-1 P2Pソフトウェア不正使用ー2
 H16.1.5
学長通達 P2Pの使用禁止
 処分内容
 ユーザIDの停止3か月
 IPアドレスの停止3か月
 PCの接続3ヶ月間禁止
 不正使用者
 学部生,大学院生,研究生,卒業生?
 特に研究留学生が多い
 摘発したときの受信内容
 邦画・洋画アニメ,アダルト動画・画像・ソフト
 音楽CDデータ
 有償ソフトウェア,
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7.3 ウィルス/ワーム/スパイウェア被害
年
感染状況
Virus, Worm,Spywareなどの種類と発見数
H16(2004)
167件
187種
Spybot×53,Welchia×40,Sasser×22,Trojan×13,Netsky×11,Mydom×6,SDBOT×6,
Randex.gen×4,AGOBOT×3,
Backdoor.Sdbot.L, Beagle.A×2, BKDR_NTRTKIT.A, Blaster, Dabber, Download.Ject, IRC.Minic×2,
IRCBOT.gen×2, Klez.H×2, Korgo, MHTMLRedir, WINSHOW, RBOT, 不明×18
H17(2005)
47件
53種
Win32.Spybot×36, Trojan.LowZones×5, Bloodhound×2, Backdoor.Sdbot×2, W32.Welchia.B×2,
W32.Randex×2, W32.Dabber×2,
W32.Blaster×2, Download.Trojan×1
H18(2006)
27件
28種
Win32.Spybot×22, W32.Blaster, Trojan.ByteVerify,
Trojan.Dropper, Trojan.Proxy, W32.Beagle, Wscript.KakWorm
H19(2007)
192件
211種
Spybot.Wormの亜種×190
win32.GammimaAG
win32/Lmir
win32/Lmir.gen/b
win32/OnLineGames
win32/Pacex.GEN
win32/paw.Agent.NDP
win32/Qqhqck.gen/A
Trojan:win32/Agent
Trojan:win32/Delf
Trojan:win32/Meredrop
H20(2008)
未集計
新種のVirusを20種類以上発見
USBメモリを経由して感染するオートラン(Worm.Win32.AutoRun)が急増中
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Trojan:win32/Small.SC
Trojan:win32/System,Hijack.gen
Trojan Downloder/Delf
Trojan Downloder/processlagector.gen
Trojan Downloder/Small.GG
Trojan Downloder/VB
Trojan Virtool/Delf
Trojan Virtool/ObfuscatarC
Trojan Virtool/ObfuscatarN
Trojan Virtool/
Hacktool.Rootkit 以上は各1件
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88
7.3-1 ウィルス/ワーム学内発生事例(1)
 平成19年5月
 平成19年4月
 Worm発生
 大量Virus検出
 200台を超えるマシンへ
感染
 新種3種類発見
 Virus解析結果
 情報漏えい機能
 Keylogger機能
 外部コントロール機能
 ある研究室で30種類を超
えるVirusを検出
 研究室のほとんどのマシ
ンに感染
 感染元
 不正コピーWindows使用
 中○製,bitTorrent入り
 P2Pによる不正コピーソフ
トの入手
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89
7.3-2 ウィルス/ワーム学内発生事例(2)
 平成19年6月
 平成19年11月
 Virus感染未遂事件
 外部のHサイトに接続
 動画と思ってVirus付ソ
フトのインストール
 FireWallの検知機能に
より阻止
 平成19年10月
 Virus downloader
事件
 Downloaderが23種類の
VirusをDownload
 平成19年11月
 Virus感染事件
 不正キーコード生成ソフト
ウェアからのVirus感染
 Virus感染事件
 個人情報が保管されて
いるPCにVirusが感染
 今年度
 新種のVirusを20種類以上
発見
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7.3-3 FireWallでのVirus記録
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7.4 不正アクセス検出状況
年
件数
不正アクセスとなった内容
H16(2004)
1
踏み台
原因:セキュリティ・ホール修正パッチ不適用,安易なパスワード
H17(2005)
6
なりすまし
原因:セキュリティ・ホール修正パッチ不適用
不正データ送信
原因:Symantec Norton AntiVirusの不正コピー版でP2Pが自動起動
踏み台×4 原因:セキュリティ・ホール修正パッチの不適用,管理用IDに安易なパスワード
H18(2006)
1
踏み台
原因:使用していないアカウントの未削除,管理用IDに安易なパスワード
H19(2007)
1
不正侵入
原因:管理用IDのパスワードが初期パスワードから変更がなかった
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7.4-1 不正アクセス検出状況ー2
 16.11.8 総合情報基盤センター長通達
 学外からの不正アクセス事例を報告
 対応対策(安直なパスワード禁止等)の喚起
 処分内容
 IPアドレスの停止3か月
 被害者=加害者
 教員(教授,助教授,講師),卒業生ID?
 大学院生
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7.5 不正ソフトウェアの使用
発生日
内容
17.1.18
X学部XXXX学科
不正データ送信 ハンガリー,韓国,米国,イギリス
Symantec Norton AntiVirusの不正コピー版でP2Pが自動起動
処分:ID停止1ヶ月,IPアドレス停止1ヶ月
19.1.22
19.1.24
X学部XXXX学科
TROJ_SMALL.EDW感染
19.4.16
X学部XXXX学科
Win XP中国版 不正OS
ウィルス感染
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7.6 その他の被害
 教員:料金不正請求の葉書が来た
 教員:SPAMからある誘いの猥褻?サイトをクリックした
ら料金請求の脅しメールが度々来る
 H19.4 新入生
 ワン・クリック料金請求詐欺に遭い,金を振り込んだ
 H20.4
客員教授
 HotmailでPhishingメールが届き,このHotmailアドレスを使い
続けるなら,IDとパスワードを再度入力して,継続の手続きを
せよ.
 結果的にIDとパスワードが盗まれ,全世界の友人に外国(パリ
?)で詐欺にあって,金が盗まれたので,助けて欲しい.すぐ
に銀行口座へ金を振り込んで欲しい.
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7.7 近い将来のICT環境と情報セキュリティ脅威
7.7.1 近い将来のICT環境の変化
7.7.2 近い将来の情報セキュリティ脅威・課題
7.7.3 今後の情報セキュリティに関する主要課題
7.7.4 今後の情報セキュリティ対策について重点
的に検討・実施すべき項目等
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7.7.1 近い将来のICT環境の変化
 Web2.0の具現化が進む
 TVのディジタル化が産む新しいMultiMedia
Contents
 非接触ICカード
 RFIDによるリアルタイム商品管理・購入
 ASP・SaaSの利用促進
 Tele-Workerの増加
 学校でのe-Learningの拡大
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7.7.2 近い将来の情報セキュリティ脅威・課題
 情報通信ネットワーク技術の高度化
 2010年,我が国おけるBroadband Zero地域が解消
 電気通信網のIP化(NGN)普及とInternetの併存
 回線認証,帯域保証型通信,ISP接続,IPマルチキャスト
 IPv6の利用促進,IPv4との共存
 次世代無線システム等無線アクセスの多様化
 第4世代移動通信システムの実現
 グーグルの携帯向けプラットフォーム「アンドロイド」
 家電のネットワーク化(情報家電)普及
 高度なロボットの普及
 固定通信と移動通信,放送の融合
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7.7.2 近い将来の情報セキュリティ脅威・課題ー2
 Smartphone等,携帯電話・端末の高機能化によ
るMobile利用環境の進展
 OS, Applicationのオープン化,APIの公開
Android
 Mobile端末からの,ホームネットワークに繋がった情報
家電のコントロール
 携帯端末による認証.電子決済
 GPSの標準搭載により位置情報利用の拡大
 ネットワークを流通するデータ量,接続される
デバイス数の爆発的増加
 消費活動の変化
 ICT利用領域の拡大,ICT利用による生産性向上
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7.7.2 近い将来の情報セキュリティ脅威・課題ー3
 ユビキタス社会での脅威と課題
 脅威の対象となる範囲の拡大
 脅威の対象となる情報の増加と多様化
 対策の困難性の拡大
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7.7.3 今後の情報セキュリティに関する主要課題
 Botに感染したPCを踏み台にしたSPAMメールの送信や
DDoS攻撃,情報漏洩といったインシデントは今後も継続
して発生
 Web感染型やSocial Engineeringを駆使したMalware感染
手法が巧妙化,高度化する
 情報通信の高度化,サービス内容の多様化,ICT利活用
領域の拡大により,接続される情報通信機器・端末数,
利用者数の爆発的増大に,情報セキュリティ対策に遅れ
が生じ,影響が広域化し,迅速な対応が困難
 ネットワークを流通する企業,個人に関する情報の種類
と量が著しく増加し,携帯端末の高機能化により,これ
まで以上に個人情報は保存され,セキュリティ対策が困
難になる
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7.7.3今後の情報セキュリティに関する主要課題ー2
 サービス内容の多様化,ICT利活用領域の拡大が進んで
も,「永遠のビギナー」によるICTサービス利用が増加
し,この永遠のビギナーが悪意の第3者からの最大の標
的とされる可能性が高い.
 適切な情報セキュリティ対策を行わない永遠のビギナー
がBot等のMalwareに感染することにより,自らが被害者
となるだけでなく,本人が気付かないうちに他人に害を
及ぼす加害者となる.
 接続される情報通信機器・端末のOS,Applicationの共通
化・寡占による単一仕様化によって,1つの脆弱性が及ぼ
す影響範囲が拡大
 スマートフォンに代表されるように複数の通信経路を持
つ場合のMalware拡散が複雑化・広域化する可能性が大
2008/11/15
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7.7.4 今後の情報セキュリティ対策について重点
的に検討・実施すべき項目等
 利用者を取り巻く環境における情報セキュリティ対策の
徹底
 「利用者は,インターネットを始めとしたICTを利用する際の社
会的責任として,必ず一定程度の基本的な情報セキュリティ対
策を講じなければならない」
 永遠のビギナーに対し,ICTサービス側で,利用者の情報セキュ
リティ対策の負担を軽減する対策が必要
 利用者における情報セキュリティ対策の徹底に向けた普
及・啓発
 電気通信事業者による情報セキュリティ対策の推進
 ユーザー・サポート体制の充実
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7.7.4 今後の情報セキュリティ対策について重点
的に検討・実施すべき項目等-2
 産学官連携による先進的な研究開発の実施
 Bot等Malware感染手法の巧妙化等への対策
 IPv6等の新しい技術が実装されていく過程で生じ得る技術的な
課題への対策
 P2Pネットワークや消費者が様々な情報を生成し発信するCGM等
において,信頼できる情報を共有するためのレピュテーション
(Reputation:評判)DB高度化技術の検討
 関係機関における連携強化
 実効性のある情報共有体制の充実
 国際連携の促進
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7.7.4 今後の情報セキュリティ対策について重点
的に検討・実施すべき項目等-3
 ユビキタス・ネットワーク社会における情報セキュリテ
ィ対策に関する業界横断的な検討体制の整備
 利用者,情報通信環境,情報セキュリティが共生する
ICT社会モデルの検討
 参考:次世代情報セキュリティ政策に関する研
究会中間報告書 2008年4月
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7.8 身近にできる情報セキュリティ対策
Tya-net Thirteen Rules of Use
富山大学キャンパス情報ネットワーク(Tya-net)
13の使用ルール
1.Don't violate the intended use of Tya-net.
Tya-netの使用目的を侵害しないこと.
2.Don't let anyone know your passwords.
誰にもあなたのパスワードを知らせないこと.
3.Use strong passwords.
推定することが困難で不可能な,
堅牢なパスワードを使うこと.
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4.Make regular backup of critical data.
重要なデータは定期的にバックアップをとること.
5.Don't violate the privacy of other users.
他の利用者のプライバシーを侵害しないこと.
6.Don't copy or misuse copyrighted material (including software).
(ソフトウェアを含む)著作権のある物を複製または
悪用しないこと.
7.Don't use Tya-net to harass anyone in any way.
Tya-netを使って,決して何人にも危害を加えてはな
らないこと.
8.Use proper virus protection software and update the latest
virus definitions.
適切なウィルス防御ソフトウェアを使用し,最新のウィ
ルス定義ファイルに更新すること.
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Information Technology Center, University of Toyama
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9.Don't open e-mail attachments from strangers.
見知らぬ人からの電子メール添付ファイルは開かないこと.
10.Regularly download security patches
from your software vendors.
ソフトウェア供給者から安全確保の修正プログラムを
定期的に取り込むこと.
11.Don't overload the network system; in particular,
don’t use any P2P software and don't abuse e-mail.
ネットワーク・システムに過負荷を掛けないこと.特に,P2Pソフトウェアを
使用しないこと,電子メールを不正使用しないこと.
12.Don't keep computers online when not in use.
使わないときはコンピュータをオンラインにしておかないこと.
13.Don't use the network without self-responsibility.
自己責任なしでネットワークを使わないこと.
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Information Technology Center, University of Toyama
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7.9 インターネット精神
 The Spirit of the Internet
「善意のGive and Take」
 インターネットの精神は,「善意の Give and Take 」です.互いのコンピ
ュータの空き時間を有効に活用し合うという,初期の目的も忘れないよう
にしましょう.

コンピュータ・システムには,セキュリティ上の穴=欠陥(Security
hole)がたくさんあります.インターネットを築いてきた人たちは,それ
を認識した上で,善意で前向きの姿勢で,インターネットを発展させてき
ています.

従って,悪意でセキュリティの弱点(Weak Point)や欠陥(Faults /
Security Hole)を突くようなことは決してしてはなりません.

インターネットの自由で素晴らしく寛容な環境を,利用者みんなで守っ
ていきましょう!
2008/11/15
Information Technology Center, University of Toyama
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8.さあ,始めよう!Getting Started!!
 先ず,親たちが理解することから始めよう.
 ケータイを使って子どもたちのしていることを体験
してみよう.
 いずれは,我々の子どもたちが社会の中心になって
いくのだから.
 新しいメディアを使いこなせるなるプレーヤーを,5
年,10年かけて育てていこう.
 賢く使えるよう暖かくサポートし,少しずつ慣らし
ていきましょう.
 さあ,始めよう!Getting Started!!
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Information Technology Center, University of Toyama
110
ご清聴ありがとうございました
Thank you for your attention!
2008.11.15(SAT)
呉羽少年自然の家
高井 正三(Shoso Takai)
富山大学総合情報基盤センター
Information Technology Center, University of Toyama