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情報システム開発とは
情報システム開発とは、ある目標を達成する手段として、コン
ピュータやネットワーク技術を適用すること、すなわち、何らか
の問題を設定してそれを解決することである。
目標
(あるべき姿)
問題点(ギャップ)
問題の解決
現行業務
新業務
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情報システム開発とは
<分析と合成>
問題
解
分析
(問題の分割)
部分
問題1 部分問題2
合成
(解の合成)
部分問題3
部分
解1
部分解2
部分解3
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情報システム開発の関係者
顧客
スポンサーは誰?
概略の
要求仕様
納期と工数
詳細の要求仕様
ユーザ部門
システムベンダー
情報システム部門
システムの利用 システムの取り纏め
情報システム
システムの構築
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情報システム開発プロセス
<システム開発の基本プロセス>
上流工程
ユーザ
テスト
要求分析
SE
プログラマ
(システム、運用)
システム
設計
テスト
(結合)
運用保守
下流工程
プログラ
ミング
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情報システム開発プロセス
過程
目的
アクティビティ(作
技術
要求分析
システムの目標とユーザ要
件を明らかにする。
・システム目標の明確化 ・業務分析
・業務要件の分析
・モデリング
・プロジェクト計画
システム設計
基本構想に基づき、ユーザ
にとってのシステム機能と
その実現方式を設計する。
・外部設計
・内部設計
・モデリング
プログラミン
内部仕様に基づき、プログ
ラムを作成する。
・モジュール設計
・コーディング
・単体テスト
・プログラミン
グ技法
テスト
外部仕様と内部仕様に基づ ・結合テスト
き、期待通りの機能が実現 ・システムテスト
されていることを検証する。 ・運用テスト
・テスト技法
システム
運用・保守
新システムを実業務で運用 ・ユーザ訓練
する。また、環境の変化に
・各種マニュアルの整備
応じてシステムを改造する。 ・修正、改善、適応
・リバースエン
ジニアリング
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プロセスモデル
<プロトタイピングモデル>
・ユーザはシステムを使って初めて真の要件
がわかる。
・上流工程の手戻りを受け入れる。
・主要な機能の稼動チェックが可能。
要求分析と外部設計
プロトタイ
プ作成
プロトタイ
プ評価
内部設計
プログラミ
ング
テスト
運用・保守
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プロセスモデル
<段階的開発モデル>
斬新的:
要求分析
反復的:
システム設
計
段階1:プログラミング、テスト、運用
段階2:プログラミング、テスト、運用
段階3:プログラミング、テスト、運用
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プロセスモデル
<パッケージモデル>
要求分析
あるべき業務プロセスの明確化
パッケージ選択
機能、使い勝手、導入実績、導入後サポート、価格
FIT&GAP分析
あるべき業務プロセスとの適合性
詳細要件の決定
・テイラリング:パラメータの変更
業務改革とシステム構築との調整
追加開発の見積
・アドオン:基本DB構造の変更を伴わない周辺機能変更
追加開発
・カスタマイズ:基本DB構造の変更を伴うコア機能変更
運用・保守
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プロセスモデル
<モデルの比較>
ウォータフォール
プロトタイピング
段階的開発
パッケージ
要求分析
プロトタイ
プの作成と
評価
要求分析
要求分析
システム設
計
内部設計
プログラミ
ング
プログラミ
ング
テスト
テスト
運用・保守
運用・保守
システム設
計
段階的
リリース
運用・保守
パッケージ
の選択と
追加開発
運用・保守
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開発技法
方法論
特徴
モデル
構造化
アプローチ
データ中心
アプローチ
オブジェクト指
アプローチ
1970年代
1980年代
1990年代
システムの処理に基 システムのデータに 処理とデータが一体
づいて分析・設計。 基づいて分析・設計。 化したオブジェクトに
基づいて分析・設計。
データフロー図
(DFD)
エンティティリレー
ション図(ERD)
メリット ユーザ要件に合った データは処理よりも
システムを迅速に開 安定しているため、
発。
変更に強い。
UML(Unified
Modeling Language)
人間本来の発想に
即しており、柔軟性
が高い。
デメリッ 環境変化に伴う保守、 開発に経験と時間を
拡張がし難い。
プロセス ウォータフォール
要する。
ウォータフォール、段階的
スパイラル
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要求とは
要求(requirement)とは・・・実社会における何らかの問題を
解決するために特定されなければならないシステムの性質で
ある。
■実社会における問題
「顧客のニーズにマッチしたパソコンをより安く早く提供する。」
■システムが行わなければならない何か:機能要求
「顧客からインターネットで注文を受け、商品を調達し、顧客のもとに届け
る。」
「顧客から電話で問合せを受け、それを調査し、回答する。」
■システムが持たなければならない質:非機能要求
「商品の注文から配達までを、1週間以内に行う。」
「問合せの90%以上を1分以内で処理する。」
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要求仕様
1. システム制約
•
プロジェクトおよびシステムに課された制限と限度。
2. 機能要件
•
システムの機能性。
3. 非機能要件
•
システムの質。
4. プロジェクト課題
•
以降のフェーズに課される要件。
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