シェア住居と日本のこれからの住まい

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Transcript シェア住居と日本のこれからの住まい

日本でのシェア住居と日本での住まい方
MR9068 吉村勇輝(ヨシ)
概要
近年ブームとなっているシェアハウスなどのシェア住居が日本独自の住ま
い方となっている。その住まい方が日本の住まい方に大きな変化をもたらす
のではないか。これまでの日本の住まいをもう一度考え、シェア住居による
これからの可能性について考えていきたい。
目次
1.シェア住居の種類
2.日本におけるシェア住居の現状
2.1 日本のシェア住居の歴史
2.2 日本と海外のシェア住居の違い
3.日本の住まい方の歴史
4.日本独自のシェア住居ブームの要因
・
・
・
シェア住居の種類
• ルームシェア
1つの部屋を複数の居住者が利用する形態
• シェアハウス
1つの住居を複数人で共有することである。
※これらのシェアする住居のことをここでは「シェア住居」と定義
することとする。
2.日本におけるシェア住居の現状
[1]
[2]
1996年
2000年前後
インターネットが企業や大学に使われだした時代、ネットに
ルームシェアの情報は無く、シェアハウスやルームシェアとい
う言葉も浸透していなかった。
インターネットには10前後の体験談などの情報は載るように
なったが、この頃のルームシェアはほとんどが東京近辺で在
日外国人によって行われていた。
この頃ルームシェアしている日本人は、留学経験者がほとん
どで、海外で知ったルームシェアの楽しさを続けたり、海外で
身につけた語学力の維持を目的として外国人とシェアをする、
というケースがほとんどだった。
2004年頃
NHKのドラマ「ルームシェアの女」をきっかけにルームシェアと
いう言葉が広まり、不動産屋の賃貸で「ルームシェア可」や、
ルームシェアしたい人を受け入れる不動産屋が登場してきた。
2008年頃
この年起こった世界的な金融不況の影響で、さらに世の中の
不透明感が増し、職を失ったり給与をカットされたりという話が
新聞やテレビで増えた。
それにより、海外帰りや合理的な若者が、楽しみや寂しさ解消
を求めてルームシェアをする、という割合よりも、不況に押され
て経済的な事情でルームシェアやゲストハウスへ、というケー
スが目につきはじめた年でもある。
日本のシェア住居の特徴と海外との違い
欧米
コスト低減のためにシェアハウスを選択する傾
向が強い。
日本
日本では逆に、家賃を抑えるためというよりは、
価値観の合う人と理想のライフスタイルを実践
するための手段として、少しずつ普及してきて
います。住民同士で持っているスキルや情報
を共有したり、様々な価値観に触れることを目
的としたシェアハウスが広まっている。
主張
シェア住居が今後1つのライフスタイルとして老若男女幅広く定
着していく。
今後の進展
• 日本人がこれまでどのような住まい方をして
きたのか歴史を調べる。
• シェア住居が日本独自の形でブームした要因
について調べる。
• シェア住居のメリット・デメリットや日本のシェ
ア住宅の例を取り上げる。
• これからのシェア住居の可能性を探っていき
たい。
参考文献
• [1][2]ルームシェア.net
http://r-share.net/nyumon.php?kij
• Wikipedia ゲストハウス
http://ja.wikipedia.org/wiki/ゲストハウス
・ ゲストハウス白書
http://www.hituji.jp/comret/introduction
ご清聴ありがとうございました。