Transcript 地図投影法
地図投影法
かんたんな説明
球面から平面への投影
地球の表面は球面なのに,紙の地図に表
現する → 種々の歪みが生じる
目的に応じて,投影法を考えた。
→正方位
角度を正しく →正角
面積を正しく →正積
距離を正しく →正距
方位を正しく
主な投影面(中心)投影
正射図法と心射図法の投影法
最も簡単な図法: 方位(透視)図法
地球の中心に光源: 心射方位図法
接点の反対側の地表に光源:平射方位 (正角)
無限遠点に光源: 正射方位図法
正射図法の例:宇宙から見た感じ
ランベルト正積方位図法
正角図法の代表:メルカトル図法
地球上の同大の
小円が地図上で
もほぼ真円で表
される
円の大きさは緯
度が高くなると拡
大
面積と形がひず
む。
補:メルカトル図法について
等角航路が直線で示される
メルカトルがデュイスブルグで1569年発表
The name and explanations given by Mercator
to his world map (Nova et Aucta Orbis Terrae
Descriptio ad Usum Navigantium Emendata:
"new and augmented description of Earth
corrected for the use of sailors”)
ただ,エッラープ(ドイツ)が1511年に作成した地図
にすでに使用していた。
大航海時代:15世紀中〜17世紀中
正積図法の例:
地球上のどの
部分も正積
分布図(量的主
題図)
グード図法
メルカトル図法の代替図法としてJ.P. Goodeが
1923年に考案
モルワイデ図法の高緯度側とサンソン図法の低緯
度側を同長の緯線40゜44’で結合。
ただ,サンソン図法と言っているのは日本だけ。
Nicolas Sanson (1600-67) of France used it in
about 1650 for maps of continentsだけなんやな。
Among the first to show the Sinusoidal projection
was Jean Cousin of Deippe, who used it for a
world map of 1570. 1488年にアマゾン河口付近上
陸。
断裂しないグードホモロサイン図
断裂したグード ホモロサイン図
Interupted Goode Homolosine
面積の歪みがない。
サンソン図法 Sinusoidal
projection
正弦曲線で構成
モルワイデ図法 Mollweide
Elliptical projection
正距図法:
a)ある特定の1点・
2点から全ての地点
との距離
(左図は正距方位図法
)
b)全ての経線、or
全ての緯線の長さ
c)接点を中心とする
同心円の円弧の長
さ
一応おわり