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ライフスタイル事例: 「豊岡の食材で集うくらし」
<問題設定>
<実現における制約>
・エネルギー価格の上昇に伴い、食料や物の移動量が減少し、地方色や地理的不利が増大。
・家庭菜園や農家では、食べきれずに余るものや、不揃いで商品化できないものなど、農産物のロ
スがある。
・地産食材の流通形態が、共働き家庭の「仕事帰りの買い物スタイル」に対応していないため、欲し
い時間帯に欲しい食材が手に入りにくい。
・地域の人々との日常的な集い、交流が少なく、人との関わりや地域コミュニティのつながりが希薄
になっている。
・子どもや若者が地域を離れ、高齢者だけが暮らしている。
・家庭菜園や農家から商品化できない農産物を低炭素で回収・配送する仕組みや技術、地産食
材を新鮮な状態で保存するエコ技術、夜に地産食材を販売する流通の仕組みがない。
・高齢者や地域の人々が集い、共に料理や食事を楽しむ場所や設備がない。
・不自由や寂しさよりも、人との関わり、人付き合いを煩わしく、生活の負担に感じる風潮
・運営を担う事業者がいるか。事業により経済的メリットを得られる保障がない。
<ライフスタイルの概要>
・共働きの家庭が家庭菜園の野菜や不揃い地産野菜を夜に買える「とよ
おか夜市」や、高齢者などが自分で育てた地産食材を持ち込み、料理し、
みんなで食べる「とよおかキッチン」に集うライフスタイル。
・余剰農産物等の量、価格、ニーズ調査
・共有キッチンのニーズ調査とコミュニティ
強化の検証
・自然から学ぶ技術、事業性の検討
<ロードマップ>
1年目
<新規事業案>
人との関わりで
心豊かさ増大
自然との関わり
で心豊かさ増大
農家
2年目・3年目
・農産物の回収・配送システム
の構築、CO2削減の検証
・ライフスタイルの実証(心の豊
かさの上昇効果、要因分析)
・自然から学ぶ技術、事業性の
実証
とよおかキッチン
対抗コンテスト
高齢者の菜園
家庭の菜園
高齢者など
家庭菜園の野菜や
不揃い野菜など回収
持ち込み食材
ネイチャーテクノロジー
とよおか夜市
とよおかキッチン
(小学校区単位に一つ)
(村単位に一つ・公民館など利用)
共働きの家庭
予約・購入
生産者との交流
・共働きの家庭が豊岡の野菜を夜に買える
・EV(電気自動車)や水素自動車での野菜
回収、配送、販売
(子供預け)
・豊岡食材を持ち込んでみんなで料理、
みんなで食事をする場(会員制)
・男性料理教室も開催
・発展として、子供預け、配食なども
4年目
・事業性の検討・改善
・ライフスタイルの持続可能
性実証、事業導入先の検討
・他のソリューションの検討
<政策案>
・余剰農産物等の集配、夜市運
営支援
・自然から学ぶ技術開発支援
・非農家向け農業技術講習会の
開催
・新しい地域コミュニティのあり方
検討委員会への提案
・地域版放課後児童クラブへの
支援
<自然から学ぶ技術>
・新鮮さを保つための豊岡の気候
にあったエコ保存技術(野菜いけ
すなど)
・農産物の回収・配送を低炭素で
運用する流通ネットワーク技術
(アリやハチの行動など)
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ライフスタイル事例: 「生命の循環を感じるくらし(農から水・山の循環へ)」
<問題設定>
*長年コウノトリとの共生に取り組んできたなかで、生態系と「農」との
関係への理解は進んできたが、水と山の循環関係の理解は進んでいな
い。
*人が入らなくなった山では陽がささず下草が生えない、残り少ない草
花もシカ・猪などの繁殖により根こそぎ食される環境になり市内の山林
の荒廃が進んでいる。
*自然資源の循環利用が忘れ去られ、化石燃料に依存する暮らし
<ライフスタイルの概要>山林自然資源の循環活用を゛知る・守る・活
かす”「自然共生循環ビレッジ」。子供たちが田や山林で年配者に道具
の使い方から育成の仕組みを学び、エネルギーは木質バイオマスを活
用したサブシステムを使った自立型里山集落となる。
<新規事業案>
<実現における制約>
*住民にとって山林は危険で不可侵な領域といったネガティブイメー
ジが先行
*山林の利活用をよく知る人材不足
*集落内での合意形成
<ロードマップ>
1年目
2年目・3年目
対象地域の選定
地域住民の合意形成
山林利用可能資源調査
入山路確保の基本整備
山林マイスター育成とカリキュラム
木質バイオマス技術開発
地域における資源管理組合
木質バイオマス利用のCO2削減検証
自然学習カリキュラムの実験導入
山林資源活用による雇用の創出
ネイチャーテック LSD研究機関(指標
データ開発)
森林教育
薪
植林
集落共同管理組合
役割
大事なものをシェアする
新しいコミュニティ
林業廃棄物(樹皮)
山の恵みを知る
融雪
発酵熱利用
ご近所
堆肥利用
火のある暮らし
山の資源を循環活
用しながらあらゆ
る世代が関わり学
べる低炭素で心豊
かな暮らし
4年目
他地域への横展開
里山学校事業の創出
地元資源とNTを活用した
先進的地域産業の創出
<政策案>
*木質バイオマス系暖房発電機
器導入補助
*山林整備事業サポート
*地域交流および研究開発拠点
としての廃校利用
*山林利用規制緩和・サポート
*山林マイスター育成制度(専門
家・勉強会など)
*地域サポーター確保のための
京阪神地区の学生誘導
<自然から学ぶ技術>
*発酵熱利用の除雪・消雪
*炭やもみ殻使用の浄化・消臭
*山野草(ハーブ)の効能を利用
した防中・除草剤の開発
*生物・習性利用の防獣対策
*コンポスト利活用
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ライフスタイル事例: 「とよおかマイストーリーバッグ」
<問題設定>
<実現における制約>
・豊岡のかばん産業は歴史もあり国内シェアが高いにも関わらず、OEM中心で
知名
度、地元での愛着度は高くない。ブランド力が浸透していない。
・豊岡のかばんを地元ではあまり使用しない。
・かばんをリフォームして使い続けるという意識がほぼ無い。
・かばん産業の活性化策として、かばん単体のブランディングに視点がいきが
<ライフスタイルの概要>
ち。
豊岡市で生まれた子どもは、出産祝いに豊岡市から「豊岡のかばん」のマザー
ズバックを作ってもらえるチケットをプレゼントされます。そのチケットを使って発
注すると、色やデザインを選び、名前を入れることができます。子供の成長と共
にリメイクされ通学用の補助バックから名前の刺しゅう入り名刺入れや印鑑入
れに変化します。子どもは自分の持ち物すべてに愛着を持ち、大事に使うよう
になり、大人も見習います。
・かばん業界の産業構成(OEM中心の現状)
・かばん耐久性の技術課題
・事業を推進できる人材
・事業費用
<ロードマップ>
1年目
・かばん業界へ提案
・LS勉強会開催 (ビジネス具体化)
リフォーム・補修保証の可能性検討
スペシャルかばん開発・推進の可能性検討
・政策検討
・既存政策との連携(成人・出産祝いなど)
・ライフステージ別のかばん政策の企画
<新規事業案>
2030年に目指すライフスタイル
物を大切に修理や手入れ、
リメイクして、永く使う
物語を楽しむ
地域のモノに愛着を持つ
豊岡のかばんと創るマイストーリー
一生もの!!
マザーズバッ
グ
豊岡で生まれた特権
2年目・3年目
・ビジネスモデル検討
・生活者ニーズ調査
・政策検討
・コンテスト開催(クリエーター参加)
・プロトタイプ製作
・かばんメーカー等とのシステム構築
・ライフスタイル実証
マイストーリーバック
豊岡発見ツアー
豊岡と豊岡のかばんの魅力再発見
・ネイチャーテクノロジーを
使った素材の技術開発(耐
久性・軽量化・抗菌・汚れ防
止・経年美化変化)
・社会科見学
・クリエーターのための鞄デ
ザインコンテスト
・名前入りマザーズバック
リメイク券を利用して
・通園・通学用補助バック
リメイク券を利用して
・名刺入れ・印鑑入れ
・学校副読本
豊岡の鞄の歴史を学ぶ
・社会科見学
鞄の製造工程を学び、
職業としての興味関心を持つ
・マイストーリーコンテスト
鞄を作った人・頂いた人の物語を
サイト・絵本で紹介
協力・連携
かばんメーカー
・豊岡のレンタル旅行鞄付の豊岡
発見ツアー
(柳行李キャリートランク等)
・サイトなどを通じて、興味を持った人
が
旅行に訪ねる
(カバンストリート&工房見学、
かばん合コン、コウノトリと里山見
学)
旅行会社
市役所
<政策案>
①豊岡のかばん業界へ支援
マザーズバッグ→補助バッグ→名刺
入れ
②豊岡のかばん開発プロジェクト
コンテスト開催
マイストーリーバッグの広報活動
(サイト/絵本)
③素材の技術開発支援
バックに込められた想い
かばん産業界
革命
職人の価値が上がり、後継者が増
える。産業の活性化。
4年目
・事業スタート
・改善
・継続的ライフスタイル実証
・他のソリューション検討
耐久性・軽量化・抗菌・汚れ防止
(自然から学ぶ技術開発)
④地域住民の共感の醸成
小学校に副読本を配布
社会科見学(オリジナルバッグ製作)
かばんの歴史・技術を学ぶ場づくり
<自然から学ぶ技術>
自然材料でのかばん制作
汚れに強い・抗菌・軽量化の技術と
経年美化効果
かばん作成時の自然エネルギーの使用
(エコブランディングへ)
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