5班 - 大同工業大学

Download Report

Transcript 5班 - 大同工業大学

Logo
伊勢湾の水質変化による
生態系の変化について
C09001
C09002
C09012
C09021
C09025
石田 拓也
岩田 亮
小松 慎紘
吹ケ 竜也
百瀬 亘
Ⅰ.目的
伊勢湾を、名古屋港とセントレア
という2つの視点から

水質を調べる。

生態系を調べる。

海水の汚れた原因を調べ、解決法を考える。
Ⅱ.調査方法

インターネットを利用した、資料収集

実際に現地に行って、現状確認
Ⅲ.伊勢湾とは
Ⅳ.名古屋港とは
Ⅴ.セントレアとは
Ⅵ.調査結果
COD
CODというのは、水質汚濁の指標の
一つで、海水中に含まれる汚濁物質を
分解するために必要となる酸素の量
を表していて、値が高いほど汚れが
進んでいます。
生物
カレイ
カサゴ
アマモ
1.名古屋港

家庭排水が、川から流れ込んだのが原因

工場からの、工業排水も原因
1963年、COD平均値14mg/l
2007年には、3.2mg/lまで下がった。
企業に対する排水基準と、下水道化が進められたため
2.セントレア
環境への影響は、保障の範囲内。
 海水の流れに配慮して、島を丸くしている。
 プランクトンや魚類は、ほぼ変化がない。

環境に配慮した設計がされていて素晴らしい。
と、いうことだが・・・・・
被害1 アマモ
海底の砂の上に海水が停滞することによる
ヘドロの増加により、アマモが減少
被害2 貝類
★は、汚染指標生物
ホトトギスガイ
増加
ホトトギスガイ 増加
貝類の種数・個体数ともに減少
ヒメシラトリ・ /
マテガイ 出現
水質汚濁指標が増加
湾全体1 干潟の減少

埋め立てによって、干潟・藻場が減少
昭和30年
4,900ha
平成12年
1,800ha
水質浄化機能の多くが失われた。
湾全体2 赤潮
考察

伊勢湾は、家庭排水と工業排水に
よって汚されている。
干潟の埋め立て
セントレアによる、
海流の変化
伊勢湾の生態系は、水質の変化ではなく、
主に埋め立てによって変化している。
行政での対策

「伊勢湾再生推進会議」を設立。

下水道整備の推進などの、排水施設の整備

河川・湖沼事業
(浄化施設整備、河口干潟の保全・再生など)
Etc…
伊勢湾再生行動計画
伊勢湾再生行動計画とは
~人と森・川・海の連携により健全で活力
ある伊勢湾を再生し、次世代に継承する
~
この理念の下、より良い水循環のもと、多
様な生物が生息・生育できる“健全な伊
勢湾”、産業物流拠点としての優れた機
能を活かしながら、人々が集まり、安全
で憩いや安らぎを感じられる“活力ある
伊勢湾”を再生するため、沿岸域だけで
なく、広く流域圏の“人と森・川・海”が連
携して伊勢湾再生に取り組んでいくとと
5班なりの対策

ヘドロ除去する。(アクアリフト、EM団子)

家庭や工場からの排水を減らす。

これ以上埋め立てをしない。
Ⅴ.参考文献

『伊勢湾データーベース』 名古屋港湾空港技術調査事務所
http://www.isewan-db.go.jp/index.asp

『セントレア(中部国際空港)建設による周辺海域の環境変化』 川瀬 基弘
http://amc.mizuho-c.ac.jp/hp/image/pdf/kiyo/no02/amckiyo-no02-10.pdf

『伊勢湾の海況』
四日市大学環境情報学部 学部長 武本 行正
http://www.pref.mie.jp/KIKAKUK/HP/isewan/home/eああああああああああああ
forum/pdf/isewan_takemoto.pdf

『浅海域生態系調査(藻場調査)報告書』 p152-153 向井 宏
http://www.biodic.go.jp/reports2/6th/6_moba19/6_moba19_1.pdf