1 10分でわかるうちエコ診断ロジック 「消費量」 と 「対策」 の関係 2 テレビ

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10分でわかるうちエコ診断ロジック
「消費量」 と 「対策」 の関係
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テレビの対策一覧
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テレビを省エネ型に買い替える

テレビを点けるかわりにラジオにする

テレビを点ける時間を1時間短くする

テレビを点ける時間を3割短くする

テレビの画面の明るさを自動調整にする

小型のテレビを利用する
テレビの省エネ対策情報が出回っています
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広報で削減効果はよく見かけます
テレビを省エネ型に買い替える
年間100kWh削減
○○円安くなります
テレビ視聴時間を3割短くする
テレビの大きさや
消費電力が違うと
変わるのでは?
何時間見ているかで
違ってくるはずでは?
年間60kWh削減
○△円安くなります
1)診断では機器や利用実態にあわせた値とする
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ある家庭にあわせて数値化しました
消費量
年200kWh
対策
テレビを省エネ型に買い替える
120kWh減
テレビを点けるかわりにラジオにする
180kWh減
テレビを点ける時間を1時間短くする
20kWh減
テレビを点ける時間を3割短くする
60kWh減
テレビの明るさを自動調節にする
20kWh減
小型のテレビを使用する
60kWh減
「買い替え」と「3割短縮」と「自動調節」をすれば
-200kWhでテレビの消費はゼロにできるね!?
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対策選択は足し算でなく掛け算
テレビを省エネ型に買い替える
120kWh減 → 60%減
テレビを点けるかわりにラジオにする
180kWh減 → 90%減
テレビを点ける時間を1時間短くする
20kWh減 → 10%減
テレビを点ける時間を3割短くする
60kWh減 → 30%減
テレビの明るさを自動調節にする
20kWh減 → 10%減
小型のテレビを使用する
60kWh減 → 30%減
200kWh×(1-0.6)×(1-0.3)×(1-0.1)≒50kWh
2)削減量ではなく、「削減率」を用いる
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削減率が生きてくる消費量と対策の関係
消費量
対策
対策
対策
このテレビが
どれだけ電気を
消費しているのか
このテレビの消費を
このテレビの消費を
このテレビの消費を
何%減らせるか
何%減らせるか
何%減らせるか
【計算1】
対策後にどれだけ
電気を消費しているか
【計算2】
対策によりどれだけ効果があがったか
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対策が重なったときには・・・これでOK
消費量
対策A
テレビの
電気消費
削減率
A%
【計算1A】 選択
対策後の
電気消費
選択後
消費量
対策が
された
場合の
テレビの
電気消費
対策B
削減率
B%
【計算1B】
対策後の
電気消費
【計算2】
AとBの組合せによりどれだけ効果があがったか
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ところが・・・・・・・
そうは問屋がおろさない場合
がある
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例外1 重複できない!
テレビを省エネ型に買い替える
120kWh減 → 60%減
テレビを点けるかわりにラジオにする
180kWh減 → 90%減
テレビを点ける時間を1時間短くする
20kWh減 → 10%減
テレビを点ける時間を3割短くする
60kWh減 → 30%減
テレビの明るさを自動調節にする
20kWh減 → 10%減
小型のテレビを使用する
60kWh減 → 30%減
1時間短くして、かつ3割減らす?
3)重複選択できない組合せを設定する
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例外2 削減率が効かない場合
小型のテレビを使用する
A
B
60kWh減 → 30%減?
現在
対策後
10時間
2時間
2時間
10時間
この対策では、
Aの消費電力量、B
の消費電力量がそ
れぞれ変化し、
単純な「割引率」で
は表現できない!
4)個別に計算しないといけない対策もある
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というわけで・・・・・・・
ロジック検証WGの検討が必要
よろしくお願いいたします
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