LaTeXBox2e200_manual
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Ver. 2.0.0
Manual
2010 Tanaka
1
目次
1. 概要
2. デモ
3. 環境設定
1. 必要な外部プログラム
2. インストール
3. アンインストール
6. トラブルシューティング
7. その他
1. 免責
2. 外部ライセンス
3. 更新履歴
4. LaTeXBox2eの設定
1.
2.
3.
4.
必須設定
詳細設定1
詳細設定2
プリアンブル・フレームの設定
5. 使用方法
1.
2.
3.
4.
5.
新しい図式の貼り付け
貼り付けられた図式の編集
貼り付けられた図式の再コンパイル
図式の画像への変換
その他の操作
2
1. 概要
• TeXの図式をPowerPointに貼り付けるPowerPointアドイン
– TeXの図式をTextBoxで表現する
– PowerPoint2007 + windows 7 (64bit) で作成しました
– PowerPoint2010, PowerPoint2007で動作テストを行いました
• 長所
– 日本語が利用可能。使用する日本語のフォントの指定が可能
– コンパイル回数の指定が可能(\labelなどに対応)
– フォントの埋め込みが可能
– 貼り付けた図式の画像への変換が可能
• 短所
– 処理時間が長い
3
2. デモ
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∨∲∩ 表 ∱∺ 真理値表
≼ ≻≺ ≽ ≼ ≻≺ ≽∡
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⋃
∰
⊵ ∳ ⊶∲
≃∱ ≂ ≷∱ ≷∲ ∺∺∺ ≷∱ ≃ ≂ ≷∱ ≃ ≂ ≷∱ ≃
∩
≁
≂
≁
≂
∽∲
≸⊡ ∴
∫ ∳∱
∨∳∩
≃∮ ∲ ≂≂ ≷∮∲ ≷∮∲ ∺∺∺ ≷∮∲ ≃≃ ≂≂ ≷∮∲ ≃≃ ∽ ≮ ≂≂ ≷∮∲ ≃≃
∱∶
≆ ≆ ≔
∮ ≀ ∮ ∮ ∮∮∮ ∮ ≁ ≀ ∮ ≁ ≀ ∮ ≁
⊵
⊶
∲
∳∱
∳
≃≮ ≷≮ ≷≮ ∺∺∺ ≷≮ ≷≮
≷≮
≹⊡ ∸ ∽ ∲ ≸⊡ ∴
∨∴∩ ≆ ≔ ≔
≔ ≆ ≆
≁∱ ≁∲ ∺∺∺ ≁∳ ∱
∰ ≷∱∽≷∱
≷∱∽≷∱ ∺∺∺ ≷∱∽≷∱
≔ ≔ ≔
≰ を素数としたとき，
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≷∲∮ ∺∺∺∮ ≷∲∮ ≃≃
≀ ∮∮
∮∮ ∮∮ ∮∮ ≁
≡≰⊡∱ ≭≯≤ ≰ ∽ ∱
∨∱∩
≷∳ ≷∳ ∺∺∺ ≷∳
∨∱∩ は，フェルマーの小定理と呼ばれます．
•
デモ用TeXファイルは http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/sensei/kumazawa/tex.html のファイルを使用させていただきました。
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3. 環境設定
• 必要な外部プログラム・環境
– Microsoft Office PowerPoint 2007, 2010
• PowerPoint 2003は未テスト
– platex (LaTeX一式)
• WindowsへのTeXのインストールを扱ったサイトは多いので、そちらを参照してください
– .NET Framework 3.5以上
– Visual Studio Tools for the Office system 3.0 Runtime 以上
• http://www.microsoft.com/downloadS/details.aspx?familyid=54EB3A5A-0E52-40F9A2D1-EECD7A092DCB&displaylang=en
• インストール
– LaTeXBox2eXXX.msiを起動し、インストールする
• アンインストール
A) LaTeXBox2eXXX.msiを起動し、アンインストールする
B) コントロールパネルの[プログラムの追加と削除]から削除する
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4. LaTeXBox2eの設定
1. 必須項目の設定
• 必須項目の設定
1. pLaTeXのパスの設定
• Platex.exeのパスを指定します
• Autoボタンを押すと、環境変数から自動的にファイルを探索します
2. pLaTeXのコンパイル回数の指定
3. TeXのフォントディレクトリの設定
• [TeXのディレクトリ]\share\texmf\fonts
[TeXのディレクトリ]\sgare\texmf-local\fonts などだと思います
4. 作業用ディレクトリの設定
• 一時的に作成されるファイルを保存するディレクトリを設定します
• LaTeXBox2eでは、一時的に作成されるファイルは必要がなくなった時点で削除されます
ただしPowerPointの強制終了などが起こると、一時ファイルが残る可能性があります
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4. LaTeXBox2eの設定
2. 詳細項目1の設定
• 詳細項目1の設定
1. LaTeXソース編集ウィンドウのサイズの設定
• 横幅 × 高さ
2. 図式中に使用される日本語フォントの指定
• Minchoに明朝体、Gothicにゴシック体を指定してください
3. 各種オプション
• Bold-face by default
– 図式中で使用されるComputer Modernフォントを常時ボールド体にする
• Insert \pagestyle{empty}
– \begin{document}直前に常時\pagestyle{empty}を挿入する
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4. LaTeXBox2eの設定
3. 詳細項目2の設定
• 詳細項目2の設定
1. 編集時に使用されるフォントの指定
• 右側のSelectボタンを押すとフォント選択ダイアログが表示されます
2. KeyTipの指定
• Altキーを押したときに表示されるKeyTipを変更できます
どのラベルがどのボタンに対応するかは上図を参照してください
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4. LaTeXBox2eの設定
4. プリアンブル・フレームの設定
• プリアンブルの設定
– 標準の\begin{document}までを設定できます
• フレームの設定
– 標準の\begin{document}から\end{document}までを設定できます
– %%LB_START%%と記述しておくと、LaTeXソース編集時に自動的にカーソルが移動します
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5. 使用方法
1. 新しい図式の貼り付け
≆ ∨≸∩ ∽
≚≸
≦
∨≴∩≤≴
⊡∱
• 新しい図式の挿入
1. Newボタンを押し、LaTeXソース編集ウィンドウを開く
2. ソースコードを記入し、Compileボタンを押す
•
•
•
•
図式の倍率をしていできます
Importボタンからファイルを読み込むことができます
コンパイル中にエラーが生じるとOutputタブにメッセージが表示されます
コンパイルを中断するにはInterruptボタンを押してください
3. 右上のような図式が挿入されます
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5. 使用方法
2. 貼り付けられた図式の編集
• 図式の編集
1. 図式を選択した状態で、Editボタンを押し、LaTeXソース編集ウィンドウを開く
• 複数の図式が選択されていた場合、その中の1つが選択されます
2. ソースコードを記入し、Compileボタンを押す
3. 図式が置き換えられます
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5. 使用方法
3. 貼り付けられた図式の再コンパイル
• 再コンパイルする
– Selectedボタンを押すと、現在選択中の図式を再コンパイルする
– Allボタンをおすと、全スライド中の図式を再コンパイルする
• 図式の拡大・縮小方法
A) Editを使用する
• 図式を選択しEditボタンを押す。倍率を変更してコンパイルする
B) Recompileを使用する
• 図式を引き延ばす。Recompileボタンを押して再コンパイルする
• Recompile前の幅・高さのうち、長い方を基準に拡大・縮小します
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5. 使用方法
4. 図式の画像への変換
• 図式を画像へ変換する
– 全体的に処理に時間がかかります
• PNG
– 背景の透過情報が維持されます
– 変換にかかる時間が長い
• BMP
– 背景の透過情報が失われます
– PNGと比べて変換にかかる時間が短い
• EMF
– EMF形式に対してはフォントの埋め込みが不可能です(PowerPoint2007の場合)
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5. 使用方法
5. その他の操作
• プリアンブルの置換
– Replace Preambleを使用することで、すでに貼り付けられた図式のプリアンブルを変更する
ことができます
– プリアンブルの置換だけでは図式は変更されません。Recompileが必要です
• LaTeXBox情報の削除
– 図式が保持しているLaTeXBoxの編集用データを削除します
– 編集用データが削除された図式の編集は不可能になります
• フォントの埋め込み
– PowerPoint2007, 2010では[名前を付けて保存][ツール][保存オプション][保
存][ファイルにフォントを埋め込む]で設定できます
– ちなみにこのマニュアルにはフォントが埋め込んであります
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6. トラブルシューティング
• 以下はPowerPoint2007における解決方法です
• LaTeXBox2eをインストールしたがリボンにLaTeXBox2eが表示されない
1. [Officeボタン][PowerPointのオプション][アドイン]で、”アクティブでないアプリケー
ション”の欄にLaTeXBox2eが表示されているなら、インストール自体は成功していると考えら
れます。
2. [COMアドイン][設定]から、LaTeXBox2eにチェックを入れる
• “読み込めませんでした。管理アドイン ローダーの初期化が失敗しました。”
というメッセージが表示されているときはVisual Studio Tools for the Office system 3.0
Runtime以上がインストールされていない可能性があります
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7. その他
• 免責
– このプログラムは無保証です。
– いかなる損失に対しても作者は責任を負いません。
– 使用者の責任において使用してください。
• 外部ライセンス
– DviInterpreterはdviout for windows ver. 3.18を基に作成しています
• dviout/dviprt 開発室
http://akagi.ms.u-tokyo.ac.jp/dvitest.html
– LaTeXBox2eはCrystal Clearのアイコンを使用しています
• Crystal Clear
http://commons.wikimedia.org/wiki/Crystal_Clear
– BaKoMa TrueType Fontsの一部を変更したファイルを使用しています
– Open XML SDK 2.0を使用しています。
• http://www.microsoft.com/downloads/en/details.aspx?FamilyId=C6E744E5-36E945F5-8D8C-331DF206E0D0
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7. その他
• バグ報告
– TorasenLab@はてな
http://d.hatena.ne.jp/torasenriwohashiru/
– TorasenLab@seesaa
http://torasenriwohashiru.seesaa.net/
– [email protected]
• 更新履歴
– 2010/11/16 ver. 2.0.0
•
•
•
•
•
LatexBox2e1.9.5.0をベースに開発
LaTeXBox2e用にBaKoMa TrueType Fontsを修正
インターフェースを変更
LaTeXソースエディタのフォント指定機能を追加
RibbonのKeyTip指定機能を追加
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