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AO選考とともにポートフォリオ型一般入試へ進化
~脱個別学力試験/学力検査の工夫策~
•米国型AOの神髄-桜美林大学での経験から
•横浜市立大学の特別選抜における英語資格要件の整備
•学力評価インフラの活用とその課題
出光 直樹 (横浜市立大学)
http://www.idemitsu.info
2011/12/12 地域科学研究会 セミナー
1
米国型AOの神髄
-桜美林大学での経験から
• 2003年度の再構築
– 米国の事例調査、職員の長期派遣。
– 書類審査は全て職員が実施、面接の一部も。
• 書類審査が基本
– 高校の調査書、推薦書、自己申告書、活動報
告書(&添付資料)
– 点数&コメントを記載する評価シートの作成
2
• 専門スタッフによる合議
– 2名の審査者による評価結果のプレゼン
テーション&合議。
– 評価の修正も、積極的に行う。
• 総合的で政策的な判断
– 具体的な評価結果の集団的な検討を通じて形
成・蓄積される、実質的なアドミションポリシー
– 高校の評価、推薦者の評価、文脈の評価
– Affirmtive action Legacy admission
3
横浜市立大学の特別選抜における
英語資格要件の整備
• 2005年の法人化と学部改組
– 商学部・国際文化学部・理学部を統合改組して
国際総合科学部を設置
• 学部定員の3割程度を特別選抜で受け入れ
– 指定校制のみの推薦入学
– AO入試
– 海外帰国生、外国人留学生、社会人(2012新設)
4
背景
• TOEFL問題
– TOEFL-ITP500を、必修英語科目の単位認定要件&
3年次進級要件に設定。
• 志願者の多すぎるAO入試
– 書類審査の負担
• 推薦指定校の学校間格差。
– 高校での成績がトップクラスでも、一部に英語力不足
の者の存在が露呈。
5
AO入試志願者数 推移
200
180
160
140
120
100
80
60
40
20
0
国際教養学系
経営科学系
理学系
国際&経営準
2レベル
国・経・理
英語資格
要提出
国際:2級
理学:準2
経営:2級
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
112
177
141
134
141
191
103
112
29
59
42
33
35
50
57
29
16
30
37
26
34
33
23
41
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学力評価インフラの活用と
その課題
• 高校生の学力把握インフラは?
– 履修主義と修得主義
– 高校の調査書と評定値
– 各大学が別個に行う入試と、年に1回のセンター試験
– SAT、ACT等の標準テストが普及している米国
– 包括的な中等教育修了試験が行われるヨーロッパ&
植民地系の諸国
7
• 英語に関しては、各種の試験があるが・・・
– 数学や日本語能力に関するスコア型の試験の開発、
普及を期待
• センター試験の目的外利用
– 入学前の学習課題としてのセンター試験受験
• 文脈の中での学力評価
– 試験問題の内容だけが大学の独自性か?
– 様々な指標の確率的な組み合わせ
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