ARとは

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Transcript ARとは

AR概要とNyARToolkitについて
AR(拡張現実)
現実の状態に合わせて、見せ方(感覚全般)が変
化する。
わかりにくいのでとりあえず例を
↓
例えば、その1

車からの景色に経路を追加した映像を投影し
て案内する。(ARナビ)
例えば、その2

家具の配置したイメージを購入前に確認できる
アプリ
例えば、その3

画面に映った人の目からビームを放つ
ARとは

動画(リアルタイム映像)に画像(動画)を追加し
て表示する技術?
画像である必要はなく、匂い、感触、音など追加
する情報はなんでもいい。
 今一番、表現が簡単な情報が画像
狭義としてAR=画像として話を進めます。
※
AR技術の分類
「ロケーションベースAR」(例 その1)
表示位置をGPSで決定して表示する方式
「ビジョンベースAR」
「マーカー型」(例 その2)
表示位置を事前に登録している画像と動画
と照らし合わせて決定して付加情報を表示 す
る方式
「マーカーレス型」(例 その3)
動画から決められた画像特徴を見つけ出
し、その位置に付加情報表示する方式
ロケーションベースAR
(例 その1 ARカーナビ)
見る人の位置と方向をGPSで得て、そこから見え
る方向にある情報を追加して表示
ビジョナリーベース
(マーカー型)
(例 その2 イケアの家具配置)
動画の中から事前に登録している画像を探して
表示位置を決定、付加情報を表示する方式
ビジョナリーベース
(マーカーレス型)
(例 その2 目からビーム)
動画から決められた画像特徴を見つけ出
し、その位置に付加情報表示する方式
(ロジック例)
黒い領域が二つ並んでいる(目)
その二つの点から下に横線がある(唇)
ARの処理概要
1.表示位置の決定。
2.視点からの距離と角度を算出
3.追加するオブジェクトのサイズ、
見える角度の決定
4.ベース動画に上書き
マーカ型AR
1.(マーカから)表示位置の決定。
2.(事前登録されているマーカと動画上の
カの見え方から)
視点からの角度を算出。
3.(マーカーの見えるサイズから)
追加するオブジェクトのサイズを決定
4.ベース動画に上書き
マー
NyARToolKit for Android




JavaやAndroid、C#、ActionScript 3、C++、
Silverlightなど、さまざまなプラットフォームに対応
GPLと商用ライセンスのデュアルライセンス
マーカ情報はPDFで保管
表示データはMD2、mqo形式(3Dデータ)
メソッドの機能1
(NyARTookitAndroidActivityクラス)
OnCreate()
アプリ起動時に呼出され、各インスタンスの準
備、カメラビューの生成を行う。
 SurfaceChange()
ビューのサイズやピクセルが変化したとき、
OnPreviewFrame()を呼出し、解析を開始す
る。
 OnPreviewFrame()
キャプチャ画像を取得(動画から画像一枚分の情
報を取得)

メソッドの機能2
(NyARTookitAndroidActivityクラス)
initializeGLSurfaceView()
マーカパターンの登録
3Dモデルの登録
マーカ検出を行うオブジェクトの登録

メソッドの機能3
(ARTookitDrawerクラス)
Draw()
マーカ有無の検出
3Dモデルの座標交換配列の取得(マーカが見つ
かった場合)
 Initialization()
マーカパターンの所持

メソッドの機能4
(Rendererクラス)
OnDrawFrame()
drow()から受け取った変換配列から表示する3D
データを描画
 InitScene()
OnDrawFrame()で作成された3Dデータをマーカ
ー上に追加表示

NyArToolKitの処理フロー
サンプル実演
・NyArToolKitを利用してタグ型のA
Rを実演。
タグ上に
表示されます。
まとめ
1.動画の中からマーカー(目印)を見つける部分
と表示サイズを決定する部分は画像解析の領
域になるため、敷居が高いと思われる。
2.見つかったら何を表示するかについては容易
に加工できる。
3.マーカーがどう変化したかについては前後の変
換配列の内容を差分することで条件として使え
るかもしれない。(例えば、マーカが回転したな
ど)
活用アイデア
ダンボールの中身を開かなくても内容を確認で
きるアプリ
物流システム(倉庫管理)
 通販で買った組み立てが必要な家具の組み立
て手順をARで説明

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