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Wagbyと他社製品の比較資料
ワグビィ
平成24年8月14日
第2.0版
有限会社アプライドスペース
他社製品の位置づけ 4つの区分
簡単開発
基幹系開発
Excelデータベース
Excel
マクロ
活用型
ブラウザ
で開発
ソースコードを生成する
・マイクロラボ XCute
・ニューコム dbSheetClient
・キーエンス pro-IDB
・BELL DATA EVOLIO
・富士通アプリケーションズ
RapidWebSS
・アルテッチ GeneXus
・キヤノンソフトウェア Web
Performer
Webデータベース
ソースコードを
生成しない
・サイボウズ kintone
・ジャストシステム UnitBase
・ネオジャパン desknet's DB
・neoceed NeoBase
・ドリームアーツ ひびきSm@rtDB
・マイクロソフト LightSwitch
・住友電工情報システム 楽々
Framework II
・Sapiens
汎用言語
or
専用言語
独自
パラメータ
記述
他社製品と比較したWagbyの位置づけ
簡単開発
基幹系開発
Java
言語
対応
Excel データベース
Excel
マクロ
活用型
Excel
互換関数
と計算式
の提供
ブラウザ
で開発
・マイクロラボ XCute
・ニューコム dbSheetClient
・キーエンス pro-IDB
・BELL DATA EVOLIO
・富士通アプリケーションズ
RapidWebSS
ソースコードを生成する
・アルテッチ GeneXus
・キヤノンソフトウェア Web
Performer
Wagby
Webデータベース
・サイボウズ kintone
・ジャストシステム UnitBase
・ネオジャパン desknet's DB
・neoceed NeoBase
・ドリームアーツ ひびきSm@rtDB
ソースコードを
生成しない
・マイクロソフト LightSwitch
・住友電工情報システム 楽々
Framework II
・Sapiens
汎用言語
or
専用言語
仕様書
はパラ
メータ
形式
独自
パラメータ
記述
重要なポイントは二つ
柔軟性 と 拡張性
長く使うことを前提に、常に拡張できるオープン性を維持で
きているか。
製品への機能追加は各メーカーが切磋琢磨して対応している。
しかし拡張性だけは、製品の設計思想に関わるもの。後の対
応(変更)は困難。
他社製品との比較
• Excel DB
• Web DB
Excel DB と Wagby
• 対象製品
–
–
–
–
–
マイクロラボ XCute
ニューコム dbSheetClient
キーエンス pro-IDB
BELL DATA EVOLIO
富士通アプリケーションズ RapidWebSS
Excel DB と Wagby の比較
• Excel DB の利点
– 利用者の操作画面がExcelのまま。
– セルへの入力がデータベースに反映される。
– Excelのマクロ、VBAプログラミングが可能。
• Wagbyとの違い
– Excel DB による開発は "すべて手作り" であり、ノンプログラミ
ングではない。よってエンドユーザコンピューティング (EUC)
における「作ったあとの保守は、作った人でないと行えない」
という課題を解決できない。従って、作ったアプリケーション
はいずれ負債になってしまう。
– Wagbyはノンプログラミング開発のため、この問題を解決でき
る。仕様書の引き継ぎにより開発者が代わってもアプリケー
ションの保守が可能になる。
Excel DB が提供する業務範囲
• 既存 Excel ファイルの流用
– 各種管理票、依頼書、届出書、申込書など。
• 情報系アプリケーション
– 旅費精算
– 顧客管理、商談管理、QA管理
– アンケート調査回収、日報、週報
• Wagbyとの関係
– 上記アプリケーションはすべてWagbyでも実現可能です。
Excel DB への補足
• 開発のしやすさ
– セルとデータベースが紐づいているため、画面レイアウトを変
更するたびに、紐づいている情報も書き直す必要があある場合
があります。
• Excelの制約
– Excel2003までは、256列、655,36行という制約。
– Webサーバ上でExcelマクロを動作させる場合、パフォーマンス
の問題がある。サーバを複数台設置することで対応できるが、
コストがかかる。
• ログ、セキュリティ
– ログの粒度はどこまでか。Wagbyは「誰が、いつ、どうしたか」とい
う記録だけでなく「誰が、どのデータの、どの項目を、何から何に変
更した」というログまで記録する。
Web DB と Wagby
• 対象製品
–
–
–
–
–
サイボウズ kintone
ジャストシステム UnitBase
ネオジャパン desknet's DB
neoceed NeoBase
ドリームアーツ ひびきSm@rtDB
Web DB と Wagby の比較
• Web DB の利点
– Webブラウザ上からマウス操作でデータベースを設計できる。
– 開発したデータベースはWebブラウザで操作できる。
– クラウドやスマートフォンという新しい環境と親和性も高い。
• Wagbyとの違い
– Web DB による開発はパラメータ設定中心で、内部はブラック
ボックスです。よって基本機能の拡張(カスタマイズ)を行う
ことができません。
– テーブルは1フォーム=1テーブルであり、主キーは単一キーのみ、
枝番なし、など、さまざまな制約があります。基幹業務データ
の定義は困難です。
– テーブル定義そのものも非公開であるため、既存システムとの
連携なども運用面で制約を受けます。
Web DB が提供する業務範囲
• 既存 Excel ファイルの Web 化
– 各種管理票、依頼書、届出書、申込書など。
• 情報系アプリケーション
– 旅費精算
– 顧客管理、商談管理、QA管理
– アンケート調査回収、日報、週報
• Wagbyとの関係
– 上記アプリケーションはすべてWagbyでも実現可能です。
Web DB への補足
• 実行環境
– 自社クラウド基盤でしか動作しない方式は、いざというときの
データ保全をどうするかを検討する必要があります。
• カスタマイズ性
– 基本機能の動きを変更するといったことは不可能ですが製品に
よってはAPIを提供しているものもあります。ただしAPIは外部
からの操作を行うもので、基本機能のカスタマイズを支援する
ものではありません。
• Wagbyとの違い
– Wagbyはクラウドでも自社サーバ(オンプレミス)でも動作します。
「引っ越す」ことも可能です。
– Wagbyはソースコード生成型のため、基本機能のカスタマイズも可能
です。
コード非生成型と Wagby
• 対象製品
– マイクロソフト LightSwitch
– 住友電工情報システム 楽々Framework II
– Sapiens
基幹系開発 コードを生成しない方式
• コード非生成方式の利点
– ノンプログラミング開発が可能。
• Wagbyとの違い
– 内部がブラックボックスのため、基本機能の動きを
変えるようなカスタマイズは不可能。
– ベンダーサポートが停止した場合、システムの継続
利用が困難。(Wagbyはソースがあるため、ユーザー
が引き取ることが可能)
– 対応できる開発者が少ない。(WagbyはJava技術者で
あればカスタマイズが可能)
その他の比較
• Microsoft LightSwitch
– ノンプログラミングというアピールだが、実際には
VB.NETかC#.NETを使える技術者を想定。プログラ
マーでない人向けなのか、プログラマー向け簡易開
発ツールなのかという基本的位置づけが不明瞭。今
後、主力製品として育成するのかも不明。
• 楽々フレームワーク II
– ノンプログラミングだが設定ファイルをXMLで記述
するため敷居が高い。
コード生成型と Wagby
• 対象製品
– アルテッチ GeneXus
– キヤノンソフトウェア WebPerformer
基幹系開発 コードを生成する方式
• アピールポイント
– 仕様書から、その業務アプリを稼働させるた
めに必要なソースコードを自動生成します。
– 柔軟なカスタマイズを行うことができます。
– 将来、実行環境が変わっても、仕様書から最
新の環境に合わせたコードを生成するため、
システムの寿命を長く保てます。
GeneXus
ノンプログラミングではありません
(1) 仕様書は GeneXus 独自のプログラミング言語です。
このコードが Java や .NET に変換されます。
変換された Java コードはカスタマイズ非推奨です。
(2) ユーザ操作画面も自動生成されるものの、実際の開発
現場ではそれを使わず、ほとんど手作りです。一般
に、
GeneXus 案件において、画面部分の開発工数は
削減されません。
(3) ユーザー管理、メニュー管理、ログ管理といった非機
能要件はすべて手作りする必要があります。この部分
の工数は削減されません。
Web Performer
Java開発者が利用するツールです
(1) 仕様書からJavaコードを生成するという点でWagby
と同じですが、仕様書の作成にはJavaの知識が不可欠
です。一方、WagbyはJavaの知識を問わず、業務設計
できる方が開発を行うことができます。
(2) 価格面でも1サーバライセンス300万円からとなってお
り、中小規模案件への適用は困難です。Wagbyは小規
模から大規模まで適用できる価格設定(最小構成は月
額3,990円から)となっています。
プログラム自動生成ツール比較表 (日経コンピュータ2012年3月15日号記事内容から作成)
Wagby
GeneXus
Sapiens
Web Performer
開発元
株式会社ジャスミンソフト
(国内)
アルテッチ(ウルグアイ)
サピエンス(イスラエル)
キヤノンソフトウェア株式
会社(国内)
歴史
Javaオープンソース技術を
1989年に大学教授による
基盤とし、2001年開発着手、 アイデアから初版リリース。
2005年市場投入。
仕様記述方式
Excelフォーマットとして用
意された「仕様書」(外部設
計書)を記述する。パラ
メータ中心でノンプログラミ
ング。
専用の開発環境で、
「GeneXus言語」を使って仕
様書を記述する。言語は
4GLに近い。
専用の開発環境で、DB設
計と業務処理の実行条件、
処理内容をアイコン配置な
どで記述する。
専用の開発環境で、データ
構造、画面設計、業務ロ
ジックを記述する。
生成される言語
サーバはJava、利用端末
はHTML / JSP / JavaScript。
オープンソースミドルウェア
として Spring / Hibernate /
Struts を採用。
Java, .NET, Ruby から選択。
言語というより実行環境を
選ぶ。GeneXus言語がこれ
らの言語に変換される。
なし
(インタプリタ型)
サーバはJava、利用端末
はHTML/JSP/JavaScript。
サーバ技術はJava EE 標準
初期のServlet,JavaBeansに
Strutsを組み合わせる。
生成される
アプリケーション
Web型。
IE6/7/8/9, Firefox, Sarafi,
Google Chrome対応。
Web型
Web型またはデスクトップ
GUI型 (.NET/Java)
Web型。
IE 6/7/8/9, Firefox, Sarafi,
Google Chrome対応。
開発者によるカスタマイズ
製品の思想としてJavaカス
タマイズを推奨。カスタマイ
ズポイントは多い。バッチ
処理や複雑な画面などが
対象となる。
画面はカスタマイズ可能、
サーバ部はGeneXus言語
でできる範囲。(生成され
たコードのカスタマイズは
不可)
すべてSapiensの提供する
範囲内で行う。COBOLとの
親和性あり。(呼び出し可)
可能。カスタマイズポイント
は限定され、そこにすべて
のカスタマイズコードを記
述する。
価格帯
1開発者250万円。実行ラ
開発・実行ライセンスが
セットで76万円/10同時接
イセンスは不要。開発者の
続から。開発側の負担なし。 数で課金する。
開発用サーバ960万、開発
用クライアント40万、実行
環境364万円から。
300万円〜。
国内の実績
スミセイ情報システム、国
市進ホールディングス、鈴
際航業など。累計でおよそ 与システムテクノロジー、
200社、400ライセンス出荷。 みずほ情報総研など。
大和ライフネクスト、トオカ
ツフーズなど。
科研製薬、京セラキンセキ
など。
1990年代にメインフレーム
2005年前後に市場投入。
向け開発ツールとして登場。
まとめ
他社製品と比較したWagbyの立ち位置
情報系
基幹系
マイクロラボ「XCute」
サイボウズ「kintone」
ジャストシステム「UnitBase」
ジャスミンソフト「Wagby」
イスラエル:サピエンス「Sapiens」
ウルグアイ:アルテッチ「GeneXus」
キャノンソフトウェア「Web Performer」
ジャスミンソフト「Wagby」
※日経SYSTEMS2012年8月「システムを2週間で
つくる」特集
※日経コンピュータ2012年3月15日「超高速開発」特集
標準機能へのカスタマイズ性
自動生成の割合と、ソースコードのカスタマイズ性
テーブルの公開性
外部システムとの接続性
特定環境への依存性
特定環境への依存性(開発言語の種類)
大規模運用での安定性
非機能要件の充実性
Wagbyは唯一、情報系・基幹系の両分野に登場
※ノンプログラミングでWebデータベースを超える本格的な業務アプリケーションを構築でき、かつリーズナブルな価格体系で拡
張性(カスタマイズ性)が高い製品はWagbyをおいて他にありません。
Wagby が提供する付加価値
1. ソースコードではなく設計情報を「資産」とする
•
外部環境が変わっても、設計情報から最新の環境に対応した
ソースコードを常に生成。(例:スマートフォン対応など)
2. 「超高速ウォーターフォール」開発を実現する
•
設計書を資産としつつも開発工程を大幅に圧縮することでス
ピード感を実現。従来の開発方式と比較して2倍〜10倍の生産
性を達成。(プロジェクト全体における自動生成の適合率が高
いほど生産性が高くなる。特に大規模案件で有利。)
開発者の引き継ぎを容易にする
3.
•
「目の前で動作するシステム = 設計書から自動生成」である
ため、設計書の読み書きができるようになることでシステム開
発を引き継ぐことができるようになる。
補足資料
超高速ウォーターフォール型開発
ウォーターフォール型(長期間、大勢の開発要員、手戻りは厳禁)
要件定義
基本設計
(外部設
計)
詳細設計
(内部設
計)
製造
単体テスト
結合テスト
総合テスト
アジャイル型(短期間、少数の開発要員、手戻りOKだが完成という概念をなくす)
次のリリー
スでの目標
を設定
開発
(製造)
運用と並行
して課題を
洗い出す
次のリリー
スでの目標
を設定
...
超高速ウォーターフォール型(短〜長期間、少数の開発要員、短いサイクルを繰り返す)
要件定義
基本設計
(外部設
計)
自動生成
総合テスト
要件定義
...
本資料の著作権者:株式会社ジャスミンソフト