RSNA(北米放射線学会)参加報告その1

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Transcript RSNA(北米放射線学会)参加報告その1

RSNA2010参加報告
(2010/11/29-12/3)
今回のactivity (2010/12/3)
Scientific oral presentation:
Prospective Analysis of Preoperative Gd-EOB-DTPA-enhanced MR Imaging at
3.0 T in the Detection of Hepatocellular Carcinoma.
Masakatsu Tsurusaki
Shimane University Faculty of Medicine, Department of Radiology, Japan
Keitaro Sofue Hiroyoshi Isoda Masahiro Okada Yasukazu Shioyama Hajime Kitagaki
Yasuaki Arai Kazuro Sugimura
風景(展示)
風景(会場)
風景(会場外)
風景(会場外)
Topic!
雑感
 通常のscientific sessionでOral presentationをした。最終日にも関わらず比
較的会場に人はいた。が、日本人はほとんどいなかった。
 しゃべり原稿は出発してから考えたが、準備不足で逆にしゃべりすぎてし
まった。準備不足で、直前にスライドに多くの不備を発見したが、開始20分
前に直した。
 最終日(金曜日)の発表はやめてほしい。帰りついたら日曜日の夜だった
 紙ポスターはどんどん減っているが、やはりポスターは紙が見やすいと感
じた。紙ポスターでも、凝ったきれいなやつは沢山賞をもらっていた(ただ、
持っていくのは面倒くさいでしょう)
 賞をもらっているのは、オーソドックスな内容でもvisualにもきれいなものが
多く、やはりみんな時間をかけている。
 今回は頼まれ仕事で、CTに関して調べたが、各社はRSNAに向けて最新
技術を発表してくるので、展示会場を回って情報収集し、最新技術を
upgrade。
ちなみにCTの概略は、バイエルのHP参照ください。
雑感
 今回は日本からの演題は少なかったのでは?応募が少なかったのか、採
択率が悪かったか分かりませんが。
 いつも多数の演題を通している大学(神戸、熊本、近大、京大、東大なども
苦戦。どこも3-8演題位。九州大学が多分最多:約16演題)
→ うちは健闘した方では?特に和田先生のはseries演題でした。
 日本人は口演が少ない。ポスターは見きれないほどあり、見てくれている
のかよくわからない。口演は少なくとも会場の人は聞いているし、会場には
その分野の関係者は集まる。他大学でも10年目以下の先生がじゃんじゃ
ん口演している(通ればだけど)。
 ただ、緊張するので発表前は後悔する。
 Educational exhibitは比較的オーソドックスな内容が多いし、その方がみん
な見ているよう。受賞者も多い。ただし、症例の少ない病院は不利だろうか
ら、多施設でもしないと。
雑感
 RSNAは行くと少しはやる気が出てくる。ぜひ若いうちにどうぞ。
(私事になるが、最初に通ったのは2001年(6年目)。ただ、テロの影響で行
かなかったけど)
 内容は何でもいい。出さなければ通らない。結構、個人的にみて大したこ
とない演題も通っている。
 個人的には日本からの採択率は20-30%位だろうから、3-4つ出せば通ると
思っている。ただ、去年のように3/4通ることもあれば、1/4の事もある。去年
出した演題をまた出すと言う人もいるが、少しスパイスを加えないと個人的
にはやはり通らないと思っている。
 Breast imagingが最も競争が激しいかも。会場も、腹部診断やIVRの小さ
い会場と違ってArie crown theaterというメイン会場でされる事が多い。その
せいかどうかはともかく私も今年は0/2だった。
雑感
 シカゴは何度も行くと退屈だが、最初は少しは観光できる。円高が続けば
ショッピングもいい。
 寒い。けどなんとか耐えられる。
 英語は必要だが、しゃべりは日常会話程度、ヒアリングはさっぱりの私でも
行ける。
 移動は日本の航空会社がいい。アメリカのはサービスと飯がまずい。
(唯一、ビジネスに乗った事があるNorthwest(現Delta)はビジネスでもまず
かった。)
 ホテルは千差万別。快適なホテルは高い(税金も高い)安めのホテルに泊
まって、経験を積むのも面白いかもしれないが、気は使う。
(ちなみに、岐阜大学グループは毎年会場Hyattに泊まるらしい。
ほぼ修行に近い)
以上…