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10 さあ!ロジックICの勉強がはじまるよ!
10.1 ロジックICの特徴
バイポーラ型
MOS型
標準TTL(532xxP)
4000B(4xxxBP)
LSTTL(74LSxxP)
HCMOS(74HCxxP)
ALSTTL(74ALSxxP)
ASTTL(74ASxxP)
性能比較
消費電力
バイポーラ
CMOS
集積度
動作速度
10.2 入出力特性とスレショルドレベルについて
10.3 HCMOSの入出力電圧と論理レベル
10.4 LSTTLの入出力電圧と論理レベル
10.5 ファンアウト
10.6 伝播時間(プロバゲーションタイム)
10.7 入力信号の遷移時間(tr tf )
10.8 NOT回路または、インバータ ( 74LS04 )
NOT回路1個の回路図
10.9 AND、OR回路(74LS08 74LS32 )
10.10 NAND,NOR回路 (74LS00 74LS02)
10.11 ゲートのシンボル変換 アクテイブな信号を明確にして回路を書く
10.12 ゲート回路のいろいろ!
1.半加算器(Half adder)
さあ!シミュレーションしよ
う(Digiral Mode )
2.全加算器(Full adder)
3.フリップフロップ
さあ、上の回路をシミュレーションし
てみよう!
11.1 シュミットトリガIC
緩やかに変化する信号入力には、このICで受ける
①TTL ICをテストする
スレショルドレベルのON点OFF点とその
幅を確認しよう!
三角波の設定
②CMOS ICでのテスト
TTLとCMOSのスレショルドレベルの違いに
ついて、理解する。このICは、シュミットつき
であるが、シュミットの無いICでも同様のテ
ストするとスレショルドレベルがはっきりする
が、下の波形では、3.45-1.55/2+1.55=2.5vと
なり理論的には、Vccの1/2となる。
③では、シュミットICが無い場合、普通のNotで実現しよう!
11.2 発振回路1
11.3 発振回路2
初期値設定=0
11.4 ワンショット回路 2例
11.5 D/Aコンバータ
8ビットのD/Aコンバータです。こんな
に簡単にできちゃうんですね!
シミュレーションで確かめよう。
出力 V OUT  V 1 ( D7  2  D6  2  D5  2  D4  2
2
1
0
4
5
6
2
7
 D3  2  D2  2  D1  2  D0  2 )
D は、Hの時1、Lの時0を代入する。
例えば、D  1であとのビットが、0の時
V
V  2 (1  2  0  0  0  0  0  0  0)  2.5V
n
7
1
OUT
0
3
11.6 3ステートゲート(トライステート)
問題: SELの信号がLレベルの時、AとYが
つながり、Hレベルの時BとYがつながる回路
を下に書きなさい。
11.7 バストランシーバ
第11回での補足・電磁コイル電流の遮断について
半波整流では、断続波に
なり電磁コイルが振動する
D2のダイオードをいれるとL1
に蓄えられ電磁エネルーギが
D2ダイオードを通して回生し
コイルが保持される。
電源投入後、150ms後に
Q1のスイッチをOffすると高
圧パルス電圧が発生する
シミュレーションの
際、このFETの耐
圧データを1200V
に変更した。
Q1のFETスイッチ Onから
Offに変る点
CR型サージアブソーバを挿入した場合C1=1uF
R2=180Ω
C1=10uF、R2=22Ωにすると
このコンデンサーC1が大きいと、Q1の接
点開放時も電流が流れるので注意!
R2に流れる電流
コイルに流れる電流の切るタイミングでサージの出方が変る
電流のピークでR2の電流を見るとR2の消費電力は?
di
E  Ri  L
の両辺に idtをかける
dt
Eを加えた時刻
すなわち、電流 iが0~Iになるまでの積分
2
L
I
Eidt   R i 2dt   Lidt   R i 2dt 
2
起電力Eを取った時
I
0
I
0
0   R i dt   Lidt
0
I
2
I
0
I
0
ジュール
熱
L i2
  R i dt 
2
0
I
自己誘導のた
めに周りの媒質
中に蓄えられる
エネルギー
2
回路に生ずる過渡電流によるジュール熱は、初めに蓄えられた電磁エネルギーに等し
いよって電磁エネルギ L I 2
は、起電力を取り去った抵抗Rで消費される
2
12.1 Dフリップフロップ
12.2 Dラッチ
Dラッチが8個入って1個のICになっている。
74LS373の内部構成
12.3 JKフリップフロップ
JKフリップフロップ(74LS112)で8ビットシフトレジスタを作ろう!
13.1 排他的論理輪(EXCLUIVE OR GATE)
13.2 4bit デジタルコンパレータ(4-BIT MAGNITUDE COMPARATOR)
13.3 8ビットデジタルコンパレータ
13.4 カウンタIC 10進カウンタ (74LS160)
13.5 74LS160 動作タイミング
13.6 7セグメント表示器
13.7 7セグメント・デコーダ・ドライバー
13.8 BCD 2桁プリセットカウンタ回路
13.9 メモリー
13.10 RAMの動作
14 演算増幅器(Operational Amplifire)の基礎
をもう一度!
14.1 理想演算増幅器とは?
1.入力電圧 Vi に対する利得は、無限大である。
入力電圧 Vi を差動入力電圧と呼び、Vi に対する利得を差動利得と呼び次式で表
す。
v
A
v
o
d
Ad (dB)  20 log
i
10
v
v
0
i
2.正負入力端子に、同一電圧 Vcを加えた場合の出力電圧は、0(零)である。
正負入力端子に加えられる同一入力電圧Vcを同相入力電圧という。Vcに対する利得
を同相利得といい、次式で定義する。
A
C
 V O ( AC  0:理想演算増幅器)
V
C
3.入力端子に流入する電流は零である。
入力に電流が流れないことは、増幅器の入力インピーダンスが無限大であることを、
意味します。
Z
i

4.出力電圧 Vo の大きさは、負荷抵抗 RLの大きさに依存しない。
出力電流Ioは、負荷抵抗RLを小さくすれば、いくらでも電流取り出すことができ、
出力側回路は、理想的な電圧源で構成され、出力インピーダンスが零(Zo=0)であ
ことを意味します。
5.差動利得Adは、周波数に依存しない。
理想演算増幅器は、直流より無限大周波数まで、無限大利得を有しており通常の
増幅器のように、周波数の増加により利得が減少しません。
6.増幅器に外部より入力を加えない限り出力は、零である。
2つの入力端子が完全に平衡している場合は、出力零である。これを、オフセットが
零であるといいます。
7.理想演算増幅器の特性
理想値
実際の増幅器
差動利得(Ad)
∞
100dB(10の5乗)以上
同相利得(Ae)
0
0db(1倍以上)
入力インピーダンス(Zi)
∞
300kΩ以上
出力インピーダンス(Zo)
0
75Ω
周波数帯域幅
∞
10KHz
入力換算オフセット電圧
0
1mV
14.2 uA741の諸特性
1.入力オフセット電圧
理想的な演算増幅器では、入力を零とす
ると、当然、出力も零となります。しかし
実際は、出力は完全に零にならず直流
電圧が出力端子に生ずる。この出力を
直流的に零にするためには、あらかじめ
直流電圧を加えておく必要がある。この
入力に加えるべき直流電圧を入力オフ
セッツト電圧という。
入力OffSet電圧は、左の演算増幅器入
力段等価回路のトランジスタ、Q1、Q2
のベース、エミッタ間のバラツキによるも
のです。
2.入力バイアス電流
IB1,IB2がバイアス電流として流れる。FET入力型のオペアンプでは、非常に小さい。
3.入力オフセット電流
Q1,Q2のバラツキによってIB1とIB2は、等しくない。この差を入力オフセット電流と
いう。
4.スルレート(Slew Rete)
演算増幅器の入力に大振幅のパルスを加えると出力は、入力波形の立ち上がり速度に
追従できず、ある一定の傾斜で立ち上がります。演算増幅器には、様様のコンデンサー成
分があり、これを充電するに時間を要するためです。スルレートは、次式で定義されます。
5.CMRR(Common Mode Rejection Ratio 同相除去比)
演算増幅器では、差動利得 Adは大きく、同相利得 Acは小さいのが理想でこの良
さを表すのが、CMRRで次式で定義する。
CMRR=Ad/Ac
6.SVRR(電源電圧変動除去比)
電源電圧が、変動した場合、出力直流電圧も変動します。この変動を零に保つのみ
必要な入力オフセット電圧を電源変動1Vあたりに換算した値をSVRRという。
14.3 下の回路をシミュレーションして、A,B,C点の波形を書きなさい。
14.4 下記の回路をシミュレーションして各部の波形を書きなさい。
14.5 この回路の各点の波形を書きましょう!
14.6 この回路の動作を理解して波形を書こう。
14.7 この回路の動作を理解しよう。
14.8 この回路も理解しよう。
15.1 吸い込み型・定電流回路(電子負荷装置)
15.1.1 応答波形
電源投入後20uSで収
束している。
15.1.2 15.1の回路でのトランジスタQ1の電力損失を求めよ。
15.1.3 15.1の回路のR1抵抗の電力損失を求めよ。
15.2 過電流保護付き・可変定電圧電源回路
供給電圧28Vとして、出力電圧0~16V出力電流0~3Aの電源を設計する。
15.2.1
先ず、トランジスタQ1の定格電流、定格電圧、許容損失は、どの様な
値のものを選べばよいか?
15.2.2 過電流検出用の抵抗R1の値はどのように、決めるか?
15.2.3 出力電圧検出用分圧抵抗R4、R5の値とD1のツエナーダイオードの
の選定は?どう決めるか?
15.2.4 負荷10Ωとして、電圧設定可変抵抗の位置と出力電圧の試験データを
とろう!
15.2.5 負荷変動を電圧設定ボリユーム60%の電圧で最大負荷3Aの時の負荷
変動率を求めよ。
15.2.6 過電流保護特性を電圧設定ボリユーム60%電圧(10V)の時、下記の
表を完成させ、特性グラフを書きなさい。
15.3 オペアンプのオフセット電圧について(利得が大きいと問題になる)
15.3.1 オフセットを調べてみよう!増幅率とどんな関係か?を知ろう。
R2の抵抗を表のように変化させた時、出力オフセット電圧をシミュレーション
で見てみよう。
15.3.2 オフセットバランス抵抗R3を入れるとどうなるか?シミュレーションで確かめ
下の表を完成させよ。
15.3.3
オフセット調整回路とオフセット調整
下の回路で、オフセット調整抵抗R4を調整しオフセットが0になるよう調整し
なさい