Transcript J-STAGE利用動向
科学技術情報発信・流通総合システム
の状況
独立行政法人 科学技術振興機構
知識基盤情報部
平成24年7月
J-STAGE とは
• Japan Science and Technology Information Aggregator, Electronic
• (独)科学技術振興機構(JST)が運営する学協会のための
電子ジャーナル共同利用センター
• 登載データは学協会が運用、J-STAGEシステムはJSTが運用
• 平成11年10月から運用開始
• 平成16年1月に大幅なバージョンアップ(J-STAGE2)
• 平成24年5月、新バージョン(J-STAGE3)をリリース
1
J-STAGEにおける公開ジャーナル
•全収録誌数: 約1,600誌
•全収録記事数: 約230万記事
(旧J-STAGE+旧Journal@rchive)
(平成24年5月現在)
2
J-STAGEの利用状況
• J-STAGEを利用している学協会・ジャーナル数等
(平成24年4月末現在)
ジャーナル
公開誌数# 利用申請数 利用学協会数
857
877
718
報告書
10
10
予稿集
125
170
合
992
1,057
計
9
136
794 ※
※重複を除いてカウント
#誌名変更分を別資料としてカウント
3
J-STAGE参加学会数・誌数の推移
1200
1100
1000
900
800
700
600
500
400
300
200
100
0
H23年度
H22年度
H21年度
H20年度
H19年度
H18年度
H17年度
H16年度
H15年度
H14年度
H13年度
H12年度
H11年度
報告書
予稿集
ジ ャ ーナル
参加学会数
4
J-STAGE公開ジャーナル 言語別割合
欧文誌
28.2%
和欧混在誌
48.0%
和文誌
23.8%
(平成24年3月末日現在)
5
J-STAGE公開ジャーナル フリー/認証割
合
全部認証,
4.9%
一部認証,
16.9%
FREE, 78.2%
(平成23年3月末日現在)
6
J-STAGE公開ジャーナル 分野別誌数
医学・薬学
工学
158
236
生物科学
23
化学
26
物理学
学際科学・人文
社会科学
110
238
(平成23年12月末現在)
7
J-STAGE登載論文数と月間アクセス数の推移
論文数
総アクセス数
内、記事アクセス数
内、PDFダウンロード数
700,000
650,000
600,000
550,000
500,000
450,000
400,000
論
文 350,000
数
300,000
250,000
200,000
150,000
100,000
50,000
ア
ク
セ
ス
数
H1 7年
4月
H1 7年
7月
H1 7年
1 0月
H1 8年
1月
H1 8年
4月
H1 8年
7月
H1 8年
1 0月
H1 9年
1月
H1 9年
4月
H1 9年
7月
H1 9年
1 0月
H2 0年
1月
H2 0年
4月
H2 0年
7月
H2 0年
1 0月
H2 1年
1月
H2 1年
4月
H2 1年
7月
H2 1年
1 0月
H2 2年
1月
H2 2年
4月
H2 2年
7月
H2 2年
1 0月
H2 3年
1月
H2 3年
4月
H2 3年
7月
H2 3年
1 0月
H2 4年
1月
H2 4年
4月
0
10,000,000
9,500,000
9,000,000
8,500,000
8,000,000
7,500,000
7,000,000
6,500,000
6,000,000
5,500,000
5,000,000
4,500,000
4,000,000
3,500,000
3,000,000
2,500,000
2,000,000
1,500,000
1,000,000
500,000
0
8
J-STAGE登載記事への国別アクセス状況
インドネシア
0 .8 %
台湾
1 .1 %
イラン
1 .3 %
その他
1 1 .6 %
不明
0 .1 %
(平成23年度PDFダウンロード数)
ブラジル
1 .3 %
大韓民国
1 .8 %
スウェーデン
1 .8 %
インド
3 .1 %
ヨーロッパ連合
3 .2 %
日本
5 7 .8 %
アメリカ合衆国
5 .7 %
中国
1 0 .3 %
計210ヶ国・地域
6
外部サイトからのアクセス数の推移
1,800,000
1,600,000
Google
1,400,000
JDreamⅡ
1,200,000
CrossRef
ChemPort
1,000,000
JOI direct link
800,000
PubMed
600,000
400,000
200,000
H23年
12月
H23年
8月
H23年
4月
H22年
12月
H22年
8月
H22年
4月
H21年
12月
H21年
8月
H21年
4月
H20年
12月
H20年
8月
H20年
4月
H19年
12月
H19年
8月
H19年
4月
H18年
12月
H18年
8月
H18年
4月
H17年
12月
H17年
8月
H17年
4月
0
10
電子アーカイブ事業(旧Journal@
rchive)
■各年度における選定誌数
平成17年度・・・74誌
平成18年度・・・65誌
平成19年度・・・58誌
平成20年度・・・181誌
平成21年度・・・266誌
平成23年度・・・61誌
合計 : 705誌
■公開論文数
169万件
(平成24年3月末)
11
各年度の電子アーカイブ対象誌
■分野別選定誌数
H17
H18
H19
H20
H21
H23
合計
人文社会
7
5
11
49
47
15
134
理学
22
17
11
38
34
10
132
工学
17
22
15
30
61
6
151
農学
9
9
6
20
39
5
88
医学薬学
19
12
15
44
85
25
200
74
65
58
181
266
61
705
合 計
■J-STAGE登載誌数
H17
H18
H19
H20
H21
H23
合計
43
48
39
92
124
29
375
12
Journal@rchive登載論文数と月間アクセス数の推移
論文数
総アクセス数
内、PDFダウンロード数
1,700,000
4,500,000
1,600,000
1,500,000
1,400,000
4,000,000
3,500,000
1,300,000
1,200,000
1,100,000
1,000,000
論 900,000
文
数 800,000
700,000
600,000
500,000
400,000
3,000,000
ア
2,500,000 ク
セ
2,000,000 ス
数
1,500,000
1,000,000
300,000
200,000
100,000
500,000
H23年
12月
H23年
9月
H23年
6月
H23年
3月
H22年
12月
H22年
9月
H22年
6月
H22年
3月
H21年
12月
H21年
9月
H21年
6月
H21年
3月
H20年
12月
H20年
9月
H20年
6月
H20年
3月
H19年
12月
H19年
9月
H19年
6月
H19年
3月
H18年
12月
H18年
9月
0
H18年
6月
H18年
3月
0
13
Journal@rchive登載記事への国別アクセス状況
ポーランド
0.6%
ウクライナ
0.6%
大韓民国
0.9%
ロシア連邦
1.3%
カナダ
0.5%
その他
5.7% 不明
ドイツ
1.4%
0.4%
(平成22年度PDFダウンロード数)
台湾
1.3%
インド
1.6%
ヨーロッパ連合
2.2%
日本
37.1%
アメリカ合衆国
4.3%
香港
6.6%
中国
35.4%
計203ヶ国・地域
14
J-STAGE Web API
•
•
•
•
申請不要(非営利の場合)、無料提供
条件を指定してJ-STAGEの情報をワンストップで検索可能
資料や論文の詳細情報をメタデータ(XML 形式)で配信、
Webサービス・ツール等への組み込みが可能
Atom、OpenSearch 準拠、RSS リーダによる購読が可能
http://api.jstage.jst.go.jp/s
earchapi/do? service=1&
system=3&material= %E
5%9C%B0%E5%9F%9F・
・・・
2010年10月29日、日刊工業新聞
15
海外プロモーションによる閲覧性の向上
引用・
被引用リンク
統合検索連携
J-STAGE News No.24
16
https://www.jstage.jst.go.jp/AF02S040Init?selectindex=2010
利用学協会の連携・スキル共有の促進、情報提供
J-STAGE利用学協会
意見交換会
J-STAGEセミナー
J-STAGE News
著作権相談会
17
CrossCheckの導入
CrossCheckとは
CrossRefの提供サービスであり、Web上で論文の剽窃を検出するサービス。具体的には、受
付原稿と既に出版された論文との比較で、その類似度を分析するツールである。
実際利用しているシステムは米国iParadigms のiThenticate システム。
チェック方法
参加前提条件
インターネット
原稿
PDF
アップロード
( Cross
Check )
1、CrossRefサービスに参加していること
2、論文PDFのCrossCheckデータベース収録を許可する
こと 等
参加費用
CrossCheck論文
(参加出版社の論文)
データベース
その他のデータベース
(PubMed、EBSCOなど)
1、年会費 JST負担
2、論文ごとのチェック料金 学会負担 ~0.75USD
(2010年12月現在、件数に応じて割引あり)
注意点
1、テキストのみのチェック、図表などは含まれない。
2、比較対象は英語論文がメイン。
チェック結果表示/オンラインレポート
18
外部DB・サービス等
連携・文献リンク
世界標準形式の
XMLベースへ全面的移行
(BIB+PDF ベースも当面対応)
リンク
互換/流通性
の向上
■■ ■■■ ■ ■ ■ ■
■
■
■
■
■
■■ ■■■ ■ ■ ■ ■
■■ ■■■ ■ ■ ■ ■
■■ ■■■ ■ ■ ■ ■
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■ ■■■ ■■ ■ ■■ ■
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■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■■■■■■■■■■
■ ■■■ ■■ ■ ■■ ■
■■■■■■
J-STAGE
投稿審査システム
(ASP方式採用)
テキストの
抽出・分析等
同一画面で
引用文献から
他サイトへの
リンクが可能
図表データの
抽出・分析等
利便性・拡張性
・画面カスタマイズ機能
・マイページ機能
・電子付録
・Graphical Abstract
・翻訳検索 等
投稿者
の支援
書誌XML
ツール
・一部連携調整中のものを含みます。
・剽窃検知サービス
論文を用途に応じ多様な
形式で表示
(モバイルにも対応)
ユーザインタフェース
の向上
各システム・サービスは各提供元の商標または登録商標です。
・COUNTER準拠統計
・多彩な認証設定や販売
形態にも対応
(旧Journal@rchive)※J-STAGEと統合
操作性・閲覧性
の向上
学会誌事務局
の支援
コスト効率化
画面は開発中のため実際と異なります。
一部、リリース後の機能拡張等で実装される機能もございます。
電子ジャーナルにおけるXML
◆J-STAGE新システム…XMLフォーマットに対応
• XML化による標準化により
期待されるメリット
– システムの高機能化、検索精度向上
– データの汎用性、再利用性向上
(ex. PubMed Centralへ)
– データ保存
– 今後の機能拡張への対応が容易に
• JATS
(Journal Article tag Suite)
J-STAGEにおけるXML記述例(著者名)
<contrib contrib-type="author">
<name-alternatives>
<name name-style="eastern" xml:lang="ja">
<surname>科学</surname>
<given-names>太郎</given-names>
</name>
<name name-style="western" xml:lang="en">
<surname>Kagaku</surname>
<given-names>Taro</given-names>
</name>
<name name-style="eastern" xml:lang="ja-Kana">
<surname>カガク</surname>
<given-names>タロウ</given-names>
</name>
</name-alternatives>
</contrib>
20
全文XML登載パイロットプロジェ
クト
– XMLデータ作成上の問題点/疑問点検討
– J-STAGE3開発と連携して表示確認
– 2011.12~2012年3月末
参加学協会:
日本実験動物学会
日本産業衛生学会
日本循環器学会
日本コンピュータ化学会
日本育種学会
The Keio Journal of Medicine
日本遺伝学会
社団法人日本アレルギー学会
社団法人日本数学会
日本疫学会
公益社団法人化学工学会
公益社団法人日本化学会
独立行政法人 科学技術振興機構 (順不同)
21
学術情報XML推進協議会
•
•
•
学協会
印刷(データ制作)会社
JST
等で構成
J-STAGE News No.32
https://www.jstage.jst.go.jp/pub/jnews/JSTAGE_NEWS_NO32.pdf
22
書誌XMLツール
•
全文PDFの制作が困難な学協会等に向け、PDFから書誌情報を抽出してXML
化するツールを用意(本文情報はPDFで提供を想定)
(参考)J-STAGEで受け入れ可能なフォーマット(おもなもの):
書誌情報
全文情報
BIB+PDF(従来) ※移行措置
BIB形式
PDF形式
BIB-J XMLタイプ
XML形式
PDF形式
FULL-J XMLタイプ
XML形式
XML形式
論文情報
著者
所属
キーワード
タイトル・抄録
PDFプレビュー
WEBビュー
23
■ジャーナルトップ画面(例)
学協会で作成したHTMLや各種
情報も多彩なメニューから表示。
ジャーナルの「顔」 カバーアート
を号ごとに表示可能。
記事一覧・抄録画面から、本文認
証の有無を確認可能。
巻号一覧はツリー表示。前身誌
や後継誌巻号も上下に表示。
Journal@rchive誌の場合もシーム
レスな巻号一覧表示が可能。
ジャーナルツールで新着号をRSS
配信、メールアラートも充実。
学協会からのお知らせやおすす
め記事も表示可能に。
一部、リリース後の機能拡張等で実装される機能もございます。
■記事トップ画面(例)
DOI/JOI等の識別子で検索が
可能。翻訳検索にも対応予定。
記事ごとに日英画面切替え可能、
多言語にも対応。
前の記事/次の記事リンクで、
ページをめくるような感覚で書誌
ページを閲覧。
XMLベースとなることにより、全文
HTMLを全面導入。本文情報へ
シームレスに遷移。
記事一覧・抄録画面から、本文認
証の有無を確認可能。
PayPerView(一部売り)も、カート
機能等を利用しての購入が可能。
「ライセンス」機能の導入により、
非常に複雑な購読者体系への認
証設定等にも対応可能。
記事ツールで学術情報を共有、SNS※にも対応。
※ソーシャル・ネットワーキング・サービス
一部、リリース後の機能拡張等で実装される機能もございます。
学会名鑑
http://gakkai.jst.go.jp/gakkai/control/toppage.jsp
• 主要学術団体の各種データを収録・公開
26
www.jstage.jst.go.jp