大分学研究会第7回レジュメ

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大分学研究会 第7回例会
別府大学国際経営学部 阿部博光
2030年時点の
電源に占める原発の割合
1.ゼロシナリオ
2.15シナリオ
3.20〜25シナリオ
エネルギー安全保障
→自給率の上昇
環境問題
安全性の問題
地域経済の活性化
出所:千葉大倉阪研究室・環
境エネルギー政策研究所
★国東市・九州メガソーラー
発電容量:1万kw、完成13年秋
★由布市挟間町(デンケン)
発電容量:1000kw、完成13年春
★大分市臨海部
発電容量:合計で10万kw?
★宇佐市(クリエーションエネルギー)
発電容量:1500kw、完成12年12月
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大分県の自然エネルギー供給状況(2011)
出所:千葉大倉阪研究室・環境エネルギー政策研究所
〔事業用〕
大岳(発電容量12,500kw)
八丁原(110,000Kw)
滝上(27,500kw)
〔自家用〕
杉乃井ホテル(1,900kw)
九重観光ホテル(990kw)
合計152,890kw(日本全体の約29%)
太陽光 →約12%
風力 →約20%
地熱 →70〜80%
※八丁原は90%、滝上は95%
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日本の地熱資源量
→2347万kw
実際の日本の地熱発電量
→53.5万kw
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初期投資コスト
リードタイム
国立公園
温泉地問題
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 1日の湧出量が12万6000kℓで日本最大
 源泉数は全国(2万6505)の約11%にあた
る2850に上る
 高温泉(42℃以上)の比率が87%と、全国
平均(約60%)を大きく上回る
 沸騰しながら温泉水が噴出する場所は348
で、全国水準(1057)の3分の1に相当
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大分のベンチャーが研究・開発中
 2012年3月:実証実験開始
中心企業(いずれも大分市)
▼ターボブレード:全体システム設計
▼興栄:復水器装置開発、設置工事
▼戸高製作所:タービン発電機政策
実験場提供:日本地熱興業(別府市)
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大分・湯布院の温泉旅館で国内初の設
置へ(神戸製鋼製)
※2012年10月から長崎県雲仙市の小
浜温泉で3基(いずれも70kw)の実証
実験開始へ
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 大分県エネルギー産業企業会発足
(2012年6月)
(研究開発・人材育成・販路開拓を産学官連携で)
 新エネルギー導入加速化モデル事業
 地域新エネルギー導入モデル事業
 新エネコーディネーター
 次世代エネルギーパーク
 地域ごとの自然を生かしたエネル
ギー利用
 小規模分散型
 地域と密着した開発が普及のポイン
ト
 エネルギー政策の主体を国から地
方自治体へ